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2012.07.18 (Wed)

「銀色の絆」 雫井脩介



銀色の絆 雫井脩介

夫の浮気で離婚、娘の小織とともに名古屋へと転居し、無気力な日々を送っていた藤里梨津子だったが、フィギュアスケートの名コーチに小織の才能を見出され、娘を支えることに生きがいを感じ始める。スケートクラブ内の異様な慣習、元夫の会社が倒産したため途絶えた養育費、練習方針を巡るコーチとの軋轢ー人生のすべてを懸ける梨津子の思いに、小織はとまどいながらも成績を上げていき、やがて…。フィギュアスケートの世界を舞台に母と娘の絆を描く、著者渾身の長編小説。(BOOKデータベースより)

最後まで読み切った自分を誉めてあげたい(笑)

途中までは「読むのやめよっかな~」と挫折したくなっていたので。
スポ根モノってちょっと苦手というか・・・
熱くなっている親というのがちょっと・・・
当人(小織)は割とマイペースでおっとりしているんだけど、
母親がもう張り切りすぎちゃって。
スケートのコーチの弁当を持ち回りで作ったり、
コーチが親にいう事があれば、親はベンチで正座をして拝聴する。
そういう世界が苦手なので100ページすぎても波に乗れず。

でも、それを最後まで読ませたのは、

現在、大学生の小織が当時を振り返って缶チューハイ飲みながら友人に語っているという点。

当時を回想しながら「そうだったんだよね~」とか言っている。
しかもテレビもないぼろアパートで。

一体どうした?
何がどうして、ぼろアパート!?

気になって読み進めた。
最後の最後で母の愛に泣いた。゚(゚´Д`゚)゚。
あの梨律子が・・・最初は当たり前のようにBMWに乗ってた梨律子が・・・
と、思ったら涙が出ました。
ちゃんと最後まで読んでよかった。
この母娘の現在を見届けて良かった。
そう思いました。

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