igaigaの徒然読書ブログ

読んだ本の感想を気ままに書く読書ブログ。時々映画鑑賞。

「赤朽葉家の伝説」 桜庭一樹



赤朽葉家の伝説 桜庭一樹

“辺境の人”に置き忘れられた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万葉だ。-千里眼の祖母、漫画家の母、そして何者でもないわたし。高度経済成長、バブル景気を経て平成の世に至る現代史を背景に、鳥取の旧家に生きる三代の女たち、そして彼女たちを取り巻く不思議な一族の姿を、比類ない筆致で鮮やかに描き上げた渾身の雄編。(BOOKデータベースより)

さすがの二段組!

読み応えありました。
前から気にはなってたのです。
読みたいな~と思っていたのです。

そんなあたしの前に立ちはだかる二段組の本(笑)

読めば実際思ったほどは時間はかからないのですがね(2日半)

鳥取の旧家に生きる三代の女たちってことでしたが、あたしの想像していた三代の女達とはちょっと違ってました。

第一、毛毬・・・暴走族・・・レディース・・・ぱらりらぱらりら・・・

でもその毛毬の章が一番好きでした。
女三代記でまさかの「ぱらりら」が登場するとは夢にも思わなかったけれど、毛毬の一生懸命な生き方がとてもとても好きで、ケンカに明け暮れる姿すらまぶしいくらいでした。
しかし、本当に百夜の姿が見えなかったのか。
謎ではあります。
そして、寝取る女、百夜。
残念ながら殆どあたしの印象に残ってません(^-^;)

万葉の章も実は好きなのであります。
笑ってしまったのが、亡くなった舅と話す場面で、話終えた舅が白い布を自分でかけるシーン。
うーーん。おもろい。

現代を生きる瞳子。
彼女の人生はこれからでありますから、祖母のように母のように生きてもらいたいと思うのでした。

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本屋大賞にランクインしてあるので、つい最近、レヴューを書いた「私の男」とどっちを読もうか迷った一作でした。こっちのほうがアタリだったか!と選択をミスしてしまったらしいことに気づき、朝から残念。
[ 2011/09/10 08:13 ] [ 編集 ]
これ初めて読んだ時、感動しましたよ~(T▼T)

で、調子こいて『製鉄天使』を期待して買った!!

いくらリライト作品とはいえムカつきましたわ ( ̄(エ) ̄メ)

なのでこれで止めておくことをオススメします。。
[ 2011/09/10 08:37 ] [ 編集 ]
>Medeskiさん。
直木賞か本屋大賞かってところですね。
ワタシ両方好きですね~。
この本も好きですが、退廃的臭い漂う「私の男」も結構好きなんです。

でもこちらは意外性のあった女三代記でした。
面白かったですよ~(・∀・)
[ 2011/09/10 17:21 ] [ 編集 ]
>mizzoさん。
「製鉄天使」ってその毛毬の人生?
毛毬の書いた漫画の何か???
はっはっは。やめろとは( ̄∇ ̄*)
それは温かなるmizzoさんの忠告なのですね。
しかし、温厚(?)なるmizzoさんすらムカついたというその「製鉄天使」
逆に気になってしょうがないのは何故!?(爆)
[ 2011/09/10 17:28 ] [ 編集 ]
笑いのツボが適確で、例えば一つ、真砂の戒名、阿弥陀裸黎明踊女!
[ 2011/09/11 16:32 ] [ 編集 ]
初めて読んだ桜庭作品でした
図書館に予約したのを取りに行って、正直しまったと思った厚さでしたが、意外にスイスイ読めました。
初の桜庭作品だったので人名にびっくり!
次に私の男を借りたときにその差にもびっくりでした。
[ 2011/09/11 20:46 ] [ 編集 ]
>naoさん。
ありがとうございます。
結構おもしろかったですよね(・∀・)
予想外の面白さというか可笑しさというか・・・
確かに戒名は笑えました。
個人的には「ぱらりら」が好きだったんですよね。
二段組に脅えて(?)読むのが今になりましたが、読んでみると結構読みやすく案外早く読み終えることが出来ました。
今度は「シューマンの指」ですか。
音楽才能がまるっきりないあたしでしたが、naoさんがどう思われるか楽しみです(^^)
[ 2011/09/12 09:39 ] [ 編集 ]
>みわさん さん。
確かに人名。あります。
桜庭さんの本って「これ人の名前じゃないだろ」というパターンがあるんですよね。
他にも「川村七竈」とか(笑)
あたしも二段組に脅え(?)ずっと読みたいと思っていたのに今になったのです。
もっと早く読んでもよかったなと(^^;)
[ 2011/09/12 09:41 ] [ 編集 ]
入り方を間違えた?
面白いけれど、いつも付きまとう違和感に悩まされる桜庭一樹さんの本。
私は、一番最初に小説じゃなく、エッセイを読んだのですよ。
「桜庭一樹読書日記―少年になり、本を買うのだ。」なんですけど。
でね~。今のとこ、私これが一番好き!(笑)
桜庭さんの読みっぷりが、羨ましくて。
で、彼女が読んでるものを参考に5冊くらい読んだんだけど、みんな私的にはハズレだった(爆)B級過ぎて・・・(涙)
だけど、やっぱり、それでも好きなの~。

この本もねぇ、悩んでるんですが。
うん、いつか読もうかな。たぶん、ね。

ちなみに私。二段組みは子供時代に読んでた本が二段組みばっかりだったので、むしろ好きなんですよねぇ。
[ 2011/09/12 13:31 ] [ 編集 ]
>彩月氷香さん。
結構、皆さん評判いいですよね~。
あたしは「GOSICK」から入ったので逆に「これが本来の桜庭作品なのか」とたまに戸惑います。
確かにB級!!ありますね。
何しろ「ぱらりら」←気に入っている。
エッセイまでまだ到達してないのですが、未読の本があるので小説を制覇したいな~と。
彩月さん何読んだの~!?気になります(^^)

二段組、絶対おもしろいと思うのですよ~。
その分、内容に絶対厚みがありますからね。
でも、「う・・・」と思って毎回躊躇しているんです(笑)
[ 2011/09/12 14:14 ] [ 編集 ]
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赤朽葉家の伝説
赤朽葉家の伝説 著者:桜庭 一樹 販売元:東京創元社Amazon.co.jpで詳細を確認する ☆☆☆+ 出版社 / 著者からの内容紹介 「山の民」に置き去られた赤ん坊。この子は村の若夫婦に引き取られ、のちには製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれて輿入れし、赤朽葉家の「千?...
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