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2011.06.04 (Sat)

「最初の哲学者」 柳広司 




偉大な父を超えるには、狂うしかなかった(「ダイダロスの息子」)。この世でもっとも憂鬱なことは、どんなことだろうか(「神統記」)。死ぬことと生きることは、少しも違わない(「最初の哲学者」)。世界は、“語られる”ことではじめて、意味あるものになる(「ヒストリエ」)。13の掌編から解き明かされる、歴史を超えた人間哲学。ギリシアをモチーフに、吉川英治文学新人賞・日本推理作家協会賞をダブル受賞の著者が満を持して放つ、文学の原点であり極上のエンターテインメント。(BOOKデータベースより)

【目次】
オイディプス/異邦の王子/恋/亡牛嘆/ダイダロスの息子/神統記/狂いの巫女/アイギナの悲劇/最初の哲学者/オリンポスの醜聞/ソクラテスの妻/王女メデイア/ヒストリエ


これは・・・ギリシャ神話なのでしょうが、実はあたしギリシャ神話詳しくない(^^;)
知ってる話もありました。
「ダイタロスの息子」とか。イカロスの翼の話。
殆どがそのままのギリシャ神話に少し柳さんが色づけというか味付けをしたかな~?の1冊。
まぁギリシャ神話あまり詳しくないので偉そうなことも言えないのです。
でも、「ダイタロスの息子」は昔授業で習いました。
だから分かるという・・・

なんつー低レベル(爆)

でも、これがあったから「味付け程度なんだな」と思いましたし。
それを考えると柳さんという作家さんは面白いなとそう思いました。
今回みたいにギリシャ神話を語るときもあれば、夏目漱石の坊っちゃんの外伝を作ったりするし、カッコイイスパイ小説を書いちゃったりもするし、今度は何が出てくるんだろう!?と、ワクワクさせられる作家さんです。
個人的には1つ(ダイタロスの息子)しかしっかり覚えているのはなかったのですが、表題作にもなった「最初の哲学者」の話が好きです。

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08:22  |  柳広司  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

●はじめまして、ペペロンチーノと申します。

>死ぬことと生きることは、少しも違わない
何か考えさせられる言葉ですねぇ。

今の世の中「死」(「老い」も含めて)というものについて考えることを避けているというか、自分とは関係がない、という人が多いと思うんです。
というのも、老人がいない核家族とか、たとえ老人がいても、要介護の状態になれば、施設や病院に入ったり、結局は、畳みの上で亡くなる人は極めて僅か。
だから、僕たちも「人間は老いて死ぬ」という一般論は分かっていても、実際に、自分がだんだん老いて、若者に嫌われて?、自分の家族の名前を忘れ、寝たきりで垂れ流しの状態になったりして、最後に死んでいく、ということを自覚していない。自覚できない。
「死」を意識して、そこから「生」を考えると、黒澤映画『生きる』みたいに、生き方も変わってくるんでしょうね。
たまに、「老い」とか「死」を考えることは間違いなく、いいことだ、と思います。

この「最初の哲学者」、僕は読んでませんので、的外れのコメントかもしれません。ごめんなさいね。
ペペロンチーノ |  2011年06月06日(月) 09:29 |  URL |  【コメント編集】

●はじめまして

>ペペロンチーノさん。

この本はギリシャ神話をモチーフにした本なので結構奥が深い・・・と思います。
我が家にも要介護2の姑がおりますが・・・多分・・・今度の審査で・・・
要介護1もしくは要支援になりそうな予感(^-^;)
あまりこういうパターンはないようなので誰かあたしを誉めて!といいたいです。
姑のように周りに家族がいれば家族がみますが、1人で・・・って言う人もいますからね~。
やっぱり行政になんとか頑張ってもらいたいです。
igaiga |  2011年06月06日(月) 09:38 |  URL |  【コメント編集】

●読書っていいですよね。

igaigaさん、立派。お姑さんも立派。

「あんな人要らない」と私たちは気安く言うが「ほんとうに要らない人」などいないのである。たとえ病気や老齢のため、人手がかかり、この人が生きていなければどんなに楽になるだろう、と思うように見えた人でも、その人の「困った存在」が「困らされた人」にさまざまなことを教えていく。しかし私たちは、困らされている時には、そんなことをとうてい承服できない。それが分かるのはずっと後になってからである。 
『心に迫るパウロの言葉』 曽野綾子 著

読書って、いいですよね。自分探しの旅をする人がいますが、自分探しをしたかったら、僕なら、旅より読書をおすすめしたいです。自分の発見、というか、「そうだったのか!」とか「そうだよなぁ~」という“気づき”があると思います。時間が経って、読み直すと、また別の“気づき”があったりします。一行でも、心に残る文章があれば素晴らしいことですよね。


ペペロンチーノ |  2011年06月07日(火) 04:26 |  URL |  【コメント編集】

●フレーズ

>ペペロンチーノさん。

最近ほんとうに活字中毒になったというか・・・(^^;)
以前は本以外にもいろいろと手を出していたのですが、
最近はすっかり本ばかりです。
読書ブログをやって他の人のブログを覗くと面白そうな本の紹介をしているんですよね~。
それでまたいろいろと読み漁ったりしてます。
楽しいですね。
そこで心に沁みるフレーズなんてあった日にはその作家さんを全部読もうと思ったり。
まだまだ先は続きます(^^)
igaiga |  2011年06月07日(火) 09:13 |  URL |  【コメント編集】

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