igaigaの徒然読書ブログ

読んだ本の感想を気ままに書く読書ブログ。時々映画鑑賞。

「不審者」 伊岡瞬



不審者 伊岡瞬

「このささやかな幸せを守るためなら、何でもするー」会社員の夫・秀嗣、五歳の息子・洸太、義母の治子と都内に暮らす折尾里佳子は、主婦業のかたわら、フリーの校閲者として自宅で仕事をこなす日々を送っていた。ある日、秀嗣がサプライズで一人の客を家に招く。その人物は、二十年以上行方知れずだった、秀嗣の兄・優平だという。現在は起業家で独身だと語る優平に対し、息子本人だと信用しない治子の態度もあり、里佳子は不信感を募らせる。しかし、秀嗣の一存で優平を居候させることに。それ以降、里佳子の周囲では不可解な出来事が多発する。

イヤだよねー。
ダンナの家族とはいえ、私は他人ですが??

でもわたしにもそういう経験は実はありまして。
ダンナの弟が病気で実家に戻ってきて入院したり、家にいたりしてました。

ただ、その時は家族(ダンナと姑)が本当に私に気を使ってくれたので
それほどイヤな思いはなかったなぁーと。
そういう意味ではわたしは「リトル」(←里佳子の性格)ではない。

ただ、この優平の薄気味悪さっていうのは読んでてもヒシヒシと伝わってきて。
かなーーーりイライラしたところで、物語は急転します。

こういう話ってパターンみたいなのがあって「こうかな?」「こうかな?」と
思いながら読むんだけれどそうだったか・・・

真相が分かってもやっぱり優平は好きになれないなぁーと
思うのは変わらなかった。
〇〇だったら何してもいいのか!という気持ちね。
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