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2011.01.22 (Sat)

「木漏れ日に泳ぐ魚」 恩田陸



木漏れ日に泳ぐ魚 恩田陸

舞台は、アパートの一室。別々の道を歩むことが決まった男女が最後の夜を徹し語り合う。初夏の風、木々の匂い、大きな柱時計、そしてあの男の後ろ姿─共有した過去の風景に少しずつ違和感が混じり始める。濃密な心理戦の果て、朝の光とともに訪れる真実とは。不思議な胸騒ぎと解放感が満ちる傑作長編。(BOOKデータベースより)


なんか唐突に終わったような感じがしました。
次のページをめくったら「解説」と・・・(・ω・;ノ)ノ オワリカイ!


2人で過ごした部屋で千明と千浩が夜から朝にかけて話し合うという・・・
ただそれだけの話なんだけど、超~緊迫します。
翌日からは2人とも部屋を出てそれぞれに生きていく。
2人でちゃんと話し合うなら今しかない。
2人のそれぞれの思惑・・・

これだけ緊張感の進む話し合いなんて怖いよ(^^;)


なんかややこしい関係性の2人でした。
恩田さん得意分野の「きょうだい」ってところでしょうかね~。
その設定がまたいろいろドラマチックなのでしょうが・・・

「障害があるからこそ燃え上がる恋」

というのは分かるかも(経験はないが)
その「障害」に苦しみつつもその苦しんでいる自分の心情に陶酔しているところもあったのかも。

しかし、最後に自分の忘れていた記憶が戻り、真実が明らかになったとき・・・
うーーーーん。面白いですね。
個人的は好きな1冊になりました。


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08:06  |  恩田陸  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

●こんにちは!

私もこの作品、好きです♪
「愛した相手が生き別れたきょうだい!」という昼メロ設定が、こんなに見事なサスペンスになるとは!
男のずるさと女の怖さが、とてもシビアに描かれていると思いました。
本読み人M |  2011年01月26日(水) 18:37 |  URL |  【コメント編集】

●昼メロ!!!

>本読み人Mさん。

そうそう!!!
気づけばこれって昼メロ設定ですよね~。
それがサスペンスになるあたりが恩田さんでしょうか?
あたしもこの2人の心理戦がたまらなく好きですね~。
昼メロ!なんっか眼からウロコがぽろんと落ちました(^^)
igaiga |  2011年01月26日(水) 21:12 |  URL |  【コメント編集】

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