igaigaの徒然読書ブログ

読んだ本の感想を気ままに書く読書ブログ。時々映画鑑賞。

「雪の階」 奥泉光



雪の階 奥泉光

昭和十年、春。数えで二十歳、女子学習院に通う笹宮惟佐子は、遺体で見つかった親友・寿子の死の真相を追い始める。調査を頼まれた新米カメラマンの牧村千代子は、寿子の足取りを辿り、東北本線に乗り込んだー。二人のヒロインの前に現れる、謎のドイツ人ピアニスト、革命を語る陸軍士官、裏世界の密偵。そして、疑惑に迫るたびに重なっていく不審な死。陰謀の中心はどこに?誰が寿子を殺めたのか?昭和十一年二月二十六日、銀世界の朝。惟佐子と千代子が目にした風景とはー。戦前昭和を舞台に描くミステリーロマン。

素晴らしい本を読みました(〃ω〃)

ただ・・・4日もかかりました(笑)

月曜日から読みまして木曜日までかかった。
長かった。ページ数はもとより字ばっかり。
会話が少ないのか。どうなのか。
空白がない(笑)

そのせいで物語の世界にどっぷりつかりました。
おふざけなしの奥泉作品。

おふざけありの奥泉作品も好きですが、
こういうのもいいですね。

時代は昭和10年。
まぁBOOKデータベースにもありますが、二・二六事件がラストには待ってます。

最初はただの同級生が死んだ謎に迫るのかと思ってました。
お嬢様の惟佐子が探偵役になるのかと思ってましたら流石に「おぜうさま」はそんなことはしない。
人に頼んで(使って?)事件の解決をしてもらうのですが、そこから物語は違う方向に行き、なんだろう。不審な死が出てきてきな臭くなります。

惟佐子は最初は普通のお嬢様かと思ったんだけど、途中からなんか悪女に見えてきました。
あぁ・・・敵に回すと怖いかも。

ラストはよかった。
蔵原さんの千代子を見る目というか、視点が面白かった。
きっと蔵原は千代子が一心に食べているのを見るのが好きなんだろうなぁー。
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