igaigaの徒然読書ブログ

読んだ本の感想を気ままに書く読書ブログ。時々映画鑑賞。

「記憶破断者」 小林泰三



記憶破断者 小林泰三

頼りになるのは、ノートだけ。記憶がもたない男は、記憶を書き換える殺人鬼に勝てるのか?見覚えのない部屋で目覚めた二吉。目の前には一冊のノート。そこに記されていたのは、自分が前向性健忘症であることと「今、自分は殺人鬼と戦っている」ということだった。殺人鬼は、人に触れることで記憶を改竄する能力を持っていた。周囲は誰も気がつかない中、その能力に気がついた二吉に、殺人鬼の脅威が迫り来る。絶対絶命の中、記憶がもたない二吉は、いったいどういう方法で、殺人鬼を追いつめるのか?二人の勝負の行方は?

今まで読んだ小林作品の中で一番のお気に入り。
先が気になって夜更かしですよ。もう若くないのに(笑)

でも、多少都合がいいよね。
記憶が数十分しか持たないのに、なんだかんだで殺人犯と戦ってるし、
そういう都合のよさが多少気になるけれど、
「細かいことはいいや!」とあまり細かくないところまで気にしないで読みました。

第一、眠ってしまい記憶が飛んだとき、多大な情報の入っているノートを逐一
読んでいる時間があるのかと。
殺人犯は今そこにいるのに。

でも、面白い展開で楽しかった。
最後のあのシーンはアメリカのホラーみたいな終わりかたで
多少釈然としませんが、あの人はいったい何者なんだろう。
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