igaigaの徒然読書ブログ

読んだ本の感想を気ままに書く読書ブログ。時々映画鑑賞。

「手のひらの京」 綿矢りさ



手のひらの京 綿矢りさ

おっとりした長女・綾香、恋愛に生きる次女・羽依、自ら人生を切り拓く三女・凛。生まれ育った土地、家族への尽きせぬ思い。かけがえのない日常に宿るしあわせ。京都に暮らす奥沢家三姉妹を描く、春夏秋冬があざやかに息づく綿矢版『細雪』。

素敵な本を読みました。
京都出身の綿矢さんが書いた京都の中での話。

細雪は読んでないので分からないんだけど、「〇〇版細雪」っていうのであれば、三浦しをんさんの本でも読んだよなぁー。
三姉妹それぞれの話なんだけど、「今、就職のために京都を出ないとあと一生京都から抜け出すことができない気がする」といった凛の気持ちが手に取るようにわかります。

私もそういうタイプで、無事脱出しました。
数年で戻りましたが、少しでも自分の田舎を出て東京に出たというのはプラスになったと思ってます。

長女の綾香の気持ちもよくわかりました。
30歳を過ぎてとっくに結婚をしているつもりだったのに、いまだ独身で彼氏もいない自分。
「どうしてだ?」「どうしてなんだ??」と思うが、そうそう出会いなんて転がっているわけでもないし。

自由に生きているように見える羽依が自分とかけ離れているせいか、とても羨ましく素敵な女性に見えました。
3姉妹の両親も素敵な人です。
そんなわけで読みながらしっとりした気持ちになりました。
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