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2016.11.26 (Sat)

「黒涙」 月村了衛



黒涙 月村了衛

警視庁組織対策部2課の警部補・沢渡は、実は黒社会とつながる警察内部の〈黒色分子〉だ。中国語が堪能な沢渡は、対中国防諜作戦を目的とする公安部の特別捜査チームに出向となる。沢渡と義兄弟の契りを結ぶ黒社会「義水盟」の大幹部である沈は、インドネシアの青年実業家ラウタンも巻き込んで、沢渡らの中国諜報機関摘発に協力することなった。やがて三人の前にシンシア・ユンと名乗る謎の美女が現れるが……。まさに“黒の中の黒”--黒色警察小説の新たな傑作誕生!

「黒警」という本の続編らしいですが、そっち読んでなーーーーーい。
多少気になるところはありましたが、前作を読んでなくてもおおよそは理解できますし楽しめました。

最近になり月村作品を読むようになりましたが、テーマは結構重かったりハードボイルドだったりなのですが、書き方が軽いせいかさくさく読めるし、テンポがよい。
いいことか悪いことかはさておき(笑)

この内容だったらもっと語り口を重くしてもいいんじゃないかなと思いましたが。

結局警察の中に「内通者」がいたわけですが、その正体は結構早く気づきます。
怪しくて怪しくて(笑)

なので、ラストで内通者になってしまったいきさつとかキッカケみたいなのが
語られるのかなと思っていたのですが、ぜーーーんぜん。
逆に驚いた。
何の説明もない。
そういうのがキッカケで沢渡と沈が仲違いするワケなのですが、
でもねぇ、沢渡だけの責任でもないような。
第一相手の正体がわかってて、沢渡と沈が止めてもいう事聞かなかった
人なんだし。ある程度自業自得なのではないだろうか。

ただ・・・主役の沢渡が妙にアホっぽいのが気になった。
もう少ししっかりとした人であってほしかった。
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14:29  |  月村了衛  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

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