2016.11.25 (Fri)
「女學生奇譚」 川瀬七緒

女學生奇譚 川瀬七緒
フリーライターの八坂駿は、オカルト雑誌の編集長から妙な企画の依頼をされる。「この本を読んではいけない…」から始まる警告文と古書を、竹里あやめという女が持ち込んできたのだ。その古書の本来の持主である彼女の兄は数ヶ月前に失踪、現在も行方不明。このネタは臭う…八坂は、タッグを組むカメラマンの篠宮、そしてあやめとともに謎を追う。
食事のシーンがものすごく美味に書かれてて、
「この展開は・・・もしや・・・( ̄▽ ̄;)」
と、思っていたらその通り「もしや」な中身でした。
だよなぁ~(笑)
なんかそんな感じがしたものー。
ただ、もっと発狂する本なのかと思っていたので正直
「え・・・?これで発狂して行方不明になる??」
と思った。
まぁ・・・その時代その場所でそのからくりを知ったんだったら
発狂するのもわかるかもしれないけれど。
昭和3年の頃の登場人物も知らないんだよね。
さて。これは続くのか??
続いても別にいいかなーと思う。
矢坂と篠宮のコンビはなかなか気持ちいいです。
お互いにちょっとずつズレている所がまたよろしいかも。
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