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2016.09.10 (Sat)

「真実の檻」 下村敦史



真実の檻 下村敦史

大学生の石黒洋平は亡くなった母の遺品を整理中、隠されていた手紙を見つける。そこから洋平は、自分の本当の父親が『赤嶺事件』と呼ばれる殺人事件を犯した死刑囚であることを知る。殺された被害者は、母の両親ーつまり洋平の祖父母だった。被害者の孫で、加害者の息子。事実を受け入れられない洋平は、父が無実である可能性に一縷の望みを託し『赤嶺事件』を調べ始めるー。最注目の乱歩賞作家が“司法の闇”を抉り出す!慟哭のリーガルサスペンス。

自分の父親が実は死刑囚で冤罪かもしれない。
なんていきなり知った日には驚くだろうなー。

冤罪を証明するために記事を書いた記者とともに行動をするのですが、
多少上手くいきすぎたところはあるんじゃないかなと思いました。

人間はそう優しいものではないと思う(笑)
どんだけ不信感あるのか(わたし)

しかし、読み物としては面白く。
テンポも良いのでテーマの割には楽しく読みました。

先日の中山七里さんの「恩讐の鎮魂曲」では裁判の経験がない
素人がいるとこういう判決になるのかと書きましたが、
こちらの本はまた逆で、裁判官だけで裁判をすると
「裁判官」という職業のしがらみ。出世、ねたみ、嫉妬などなどが
影響してくるらしいです。
これもまた・・・難しい。
だから外部からの裁判員制度にしたのか。

どちらにしても人が人を裁くというのは本当に失敗は許されず
難しいものであります。
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