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「空色の小鳥」 大崎梢



空色の小鳥 大崎梢

その少女は、幸せの青い鳥なのか。大企業総帥の父が溺愛した亡き兄は内縁の妻との間に幼い娘を残していた。密かにその子を引き取った弟。彼の心を占めるのは、打算か、愛情か、それともー。

ラスト2~3ページがとてもよく泣けた。
いい終わり方でした。

というのも、最初がとても怪しくて。
いかにも何かを企んでそうな男(←主人公の敏也です)がいきなり登場して、ガンで死にそうな母親に「何かあったら娘は僕が面倒を見ますから」とか言って、実際その通りになって、ここからが物語のスタートなんだけど明らかに怪しい。

それでも根っからの悪人ではない敏也は自分の友人(おネエであるが)や敏也の彼女との共同生活をしながら結希の面倒を見ていくことになるわけです。

でも結希を育てているのは明らかに結希を何かの切り札として使おうとしているんだよねー。
その相手⇒一族を知ったとき「これだったら何かやりたくなるかもー」とちょっと敏也に同情しました。

これはひどい。
いかにも2時間ドラマに出てきそうなメンツです。
2時間ドラマだったら3~4人は死んでくれますが、小説なもので誰も死んでくれません。
嫌な一族がいつまでもイヤなままいます(笑)

ラストは「あぁ。やっぱりなー」とは思いましたが、そこからの終わらせ方がとてもよかったので気持ちよく読み終えることが出来ました。
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