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「下山事件 最後の証言 完全版」 柴田哲孝



下山事件最後の証言 柴田哲孝

「あの事件をやったのはね、もしかしたら、兄さんかもしれない…」祖父の二三回忌の席で、大叔母が呟いた一言がすべての発端だった。昭和二四年(一九四九)七月五日、初代国鉄総裁の下山定則が三越本店で失踪。翌六日未明、足立区五反野の常磐線上で轢死体となって発見された。戦後史最大のミステリー「下山事件」である。陸軍の特務機関員だった祖父は、戦中戦後、「亜細亜産業」に在籍していた。かねてからGHQのキャノン機関との関係が噂されていた謎の組織である。祖父は何者だったのか。そして亜細亜産業とは。親族、さらに組織の総帥へのインタビューを通し、初めて明らかになる事件の真相。

【目次】
第1章 血族/第2章 証言/第3章 総帥・矢板玄/第4章 検証/第5章 下山総裁はなぜ殺されたのか/終章 慟哭


これはかなり面白かった。
久々のノンフィクションです。こういうの大好きです。
しかも、これって作家の柴田さんのおじいさんが下山事件に関わっているんだよねー。
当事者!!!

リアリティ抜群です。

ただ、ラストはわざとぼかして書いたような気がする。
当事者である人たちが次々と亡くなっていっているのに、あえてはっきり書かなかった。
うーーーん。柴田さんの中でははっきりわかってるんだろう。
私も読み直したらわかるかもしれない。
なんとなく文中にヒントは転がっている気がするのよねー。

白洲次郎や岸信介、佐藤栄作などなどまぁ大物の名前がゴロゴロと登場します。
下山総裁は私が最初思っていたよりもはるかに大きい陰謀に巻き込まれてしまったかのようです。

それにしてもすごいな。
昔の人のレベルって物凄いなと思ったのです。
当時を生き抜いた人たちの力みたいなのが溢れていた1冊でした。
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