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2016.05.14 (Sat)

「母」 三浦綾子



 三浦綾子

「わだしは小説を書くことが、あんなにおっかないことだとは思ってもみなかった。あの多喜二が小説書いて殺されるなんて…」明治初頭、十七歳で結婚。小樽湾の岸壁に立つ小さなパン屋を営み、病弱の夫を支え、六人の子を育てたセキ。貧しくとも明るかった小林家に暗い影がさしたのは、次男多喜二の反戦小説『蟹工船』が大きな評判になってからだ。大らかな心で、多喜二の「理想」を見守り、人を信じ、愛し、懸命に生き抜いたセキの、波乱に富んだ一生を描き切った、感動の長編小説。三浦文学の集大成。

イヤな時代だったんだよねー。
思想の自由がなかった時代。
共産党は「アカ」と言われ特高警察から監視され尾行され拷問され。
結果29歳4か月で死んでしまった多喜二。
ネットでは拷問され死んだ写真もあるとか??
私はちょっと自信ないので見ませんでしたが。
と弟が多喜二の遺体のそばにいる写真は見ました。

多喜二の考えはその時代としては先に進みすぎてたのかもしれないかなー。
誰もが自由で平等で。

今はそうなってるし、今じゃなくても戦争が終わって高度経済成長時代
になるとそうだったかも。

それでも、親からするとどういう思想の持ち主であれ可愛い息子には間違いなく。
そしてだけじゃなく、弟や姉妹、みんないい人ばかりでした。
家族の愛には恵まれたんだろうなーと。
そう思わないと可哀想でやってられない。
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