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2016.04.22 (Fri)

「さよなら妖精」 米澤穂信



さよなら妖精 米澤穂信

1991年4月。雨宿りをするひとりの少女との偶然の出会いが、謎に満ちた日々への扉を開けた。遠い国からはるばるおれたちの街にやって来た少女、マーヤ。彼女と過ごす、謎に満ちた日常。そして彼女が帰国した後、おれたちの最大の謎解きが始まる。謎を解く鍵は記憶のなかにー。忘れ難い余韻をもたらす、出会いと祈りの物話。『犬はどこだ』の著者の代表作となった清新な力作。

最近読んでる本にやたらと太刀洗が登場するのでここで再読してみたー。
懐かしの本ですね。

マーヤと千代田えるがかぶるのはもっともながら、
マーヤとマララさんもかぶる。
マララさんは頭を撃たれながらも生き延びたノーベル平和賞をとった女性。

青春ミステリってとこかー。
高校生が主役なので、どこか不器用でまっすぐで危なっかしいところがてんこ盛りです。
かなりひねくれた性格の太刀洗が可愛らしくもありますが、
それだったら守屋には伝わらないだろ。

そして憑りつかれたようにユーゴスラビアについてハマっていく守屋。
たぶ、マーヤからすると日本という平和な国にいて何を言っているんだ。と
歯がゆかったのではないかと思う。

ラストは何とも言えない悲しい結末でありましたが、
やっぱりそういう風に締めたほうがいいのかなと。
もう少し丁寧さがほしかったですけど。

マーヤの送別会にて「日本酒を飲んでみたいです」というマーヤの言葉を受けて酒盛りをする高校生。
今ではそういうシーンって本でも漫画でも少なくなりました。
そういうシーンを読み「おおっ!」と思う私もずいぶんと保守的になったものだと。
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