2016.03.30 (Wed)
「147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官」 川瀬七緒

147ヘルツの警鐘 法医昆虫学捜査官 川瀬七緒
炭化した焼死体の腹部から、異様な「虫の塊」が見つかった。難事件に際し警視庁は、法医昆虫学者・赤堀の起用に踏み切る。死体の周りの虫から犯行を分析するという、日本初の捜査方法とは。
とても面白かったです。
登場人物がユニークだと読んでて楽しい。
BOOKデータベースによれば『異様な虫の塊』って内臓に群がるウジの塊なんだけど、
赤堀昆虫博士の目にかかれば
「お皿に載ってると焼きおにぎりみたい。うふ」
という感性の持ち主。
そして、それを昼休み(食後)に普通に読むわたし。うふ。
わたし個人としてはウジの習性なんて本当に心の底からどうでもいいんだけど、
物語的にはとても面白く読みました。
遺体に群がるのは虫だ。ウジだ。害虫だー。
何よりも勤勉に語ってくれているようです。
私はわかりませんが。
シリーズ化してるから次を読むのも楽しみです。
犯人に関してはなんかとってつけた感じがありますが
まぁ仕方ないかなーという印象もあります。
最初に登場してた人物の扱いが結構雑だったような気もします。
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