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2016.03.18 (Fri)

「鍵の掛かった男」 有栖川有栖



鍵の掛かった男 有栖川有栖

2015年1月、大阪・中之島の小さなホテル“銀星ホテル”で一人の男・梨田稔(69)が死んだ。警察は自殺による縊死と断定。しかし梨田の自殺を納得しない人間がいた。同ホテルを定宿にする女流作家・影浦浪子だ。梨田は5年ほど、銀星ホテルのスイートに住み続け、ホテルの支配人や従業員、常連客から愛され、しかも2億円以上預金残高があった。影浦は、その死の謎の解明をミステリ作家の有栖川有栖とその友人の犯罪社会学者・火村英生に依頼。が、調査は難航。梨田は身寄りがない上、来歴にかんする手がかりがほとんどなく人物像は闇の中で、その人生は「鍵の掛かった」としか言いようがなかった。生前の彼を知る者たちが認識していた梨田とは誰だったのか?結局、自殺か他殺か。他殺なら誰が犯人なのか?思いもしない悲劇的結末が関係者全員を待ち受けていた。“火村英生シリーズ”13年ぶりの書き下ろし!人間の謎を、人生の真実で射抜いた、傑作長編ミステリ。

とても面白かったです(´∀`)

アリスが事件に首を突っ込むのに無理がないというか、
「友人が死んだ。自殺だと思いたくないからあなたに調べてほしい」と、大先輩の作家に言われた。

嵐の孤島よりもありがちな展開に、私の年代でも無理なく物語に入っていきました。
もちろん、嵐の孤島でも、道路が崩れて取り残された山荘でも怪しいパーティでも
大好きですが、火アリでこのパターンはちょいとキツいので(笑)

で、探偵でもなんでもない、ただの(?)ミステリー作家であるアリスが調べるのですが
素人ながら頑張るワケです。
1つ1つの手がかりとともにようやく表れた火村。

「面白い」と大絶賛はするものの、「本格推理小説」なので結果的に犯人がいるワケで、
有栖川さんの作品にありがちですが、

「えぇ~。犯人あなたなの??」

という展開がやっぱり待ってました(笑)
犯行に至る動機が気に入りませんが、まぁここは我慢だー。
前半というか、犯人が分かるまでは本当に面白かったので満足です。
(普通犯人が分かると満足するものですが ^^;)
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