2017年06月 / 05月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫07月

2016.02.25 (Thu)

「坂の途中の家」 角田光代



坂の途中の家 角田光代

刑事裁判の補充裁判員になった里沙子は、子どもを殺した母親をめぐる証言にふれるうち、いつしか彼女の境遇にみずからを重ねていくのだったー。社会を震撼させた乳幼児の虐待死事件と“家族”であることの心と闇に迫る心理サスペンス。

里沙子という人はとても思いつめてしまう人なんだろうと思う。

裁判の補充裁判員になってしまい、案件が「母親の幼児虐待死」という同じ子供を持つ女性からするとなんともヘビーな裁判。

公判に行くたびに、自分も同調してしまい自分の家族関係すら危ういものになってしまうのですが、陽一郎みたいな夫は女性を凹ませるにはなかなかの人だなと(笑)
こういう正論を言ってくる人っていうのは、ちょっと苦手かもー。
はたからみるととてもいいダンナ様なんです。
育児もしてくれるし、物腰もやわらかいし。
でも、一言一言が妻を凹ませるというか、自信喪失につながりそうなことを言うのねー。
公判が終わるたびに疲れてビールを飲んでいると「アル中」扱いされるなんてっ!!(←ここが一番気に入らなかった 笑)
文中でもあったけど、飲まずにやってられっか。っていうくらいです。
人の人生を左右する一員になるわけですからずっと素面でなんてやってられない。

陽一郎の母。里沙子の姑。
読み手からするといいお姑さんだと思いました。はい。
あまり無理強いもしないし、でも里沙子みたいな性格からするといろいろと許せないところもあるのだろうけれど。

それにしても裁判だー。
一回うちの会社の人に第一次通知みたいなのが来てたけどその後裁判に行かなかったから
予選(?)で落ちたのかな。
それ以来私の周りではそんな話は全く聞かない。
裁判というものに興味はあるけれど、裁判員に興味があるかと言われればそれはちょっと荷が重いかなー。
関連記事
08:38  |  角田光代  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://igaiga38.blog9.fc2.com/tb.php/2943-24d3563b

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP |