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2016.02.13 (Sat)

「永い言い訳」 西川美和



永い言い訳 西川美和

長年連れ添った妻・夏子を突然のバス事故で失った、人気作家の津村啓。悲しさを“演じる”ことしかできなかった津村は、同じ事故で母親を失った一家と出会い、はじめて夏子と向き合い始めるが…。突然家族を失った者たちは、どのように人生を取り戻すのか。人間の関係の幸福と不確かさを描いた感動の物語。

読了感はいいです。

ただこの本はイヤな偶然があります。
妻の夏子と夏子の友人のゆきちゃんがバス事故で死にます。
それがスキーツアーの夜行バス。
カーブを曲がりきれず云々・・・

もちろん小説の方が先ですが、こういうことが現実に起きたんだよなーと思いました。
作者さんも辛いだろうなと思いましたが。

それで、妻に先立たれてしまった2人の夫(オッサン)

オッサンの1人は名前を衣笠幸夫といい、鉄人さんと同じ名前。
職業小説家。子供なし。
オッサンのもう1人は大宮陽一。職業トラック運転手。小学6年生の男の子と5歳の女の子の子供がいる。

2人のオッサンは急接近。
幸夫くんはトラック運ちゃんの代わりに2人の子供の面倒を見たりする。
それが仕事の出版社の人からすると「父親ごっこ」をしているように見える。

「父親ごっこ」ねぇー。
ちょっと気に入ったフレーズ。まさにそういう感じがした。

夫婦と言っても仲良し夫婦もあれば、そこそこ冷え切った夫婦もある。
それぞれの夫婦の温度差があったりして面白く読みました。
実際に幸夫の気持ちを理解できるシーンもあるんだよね。
ひねくれもの同志ということか( ̄▽ ̄;)
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