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2016.02.12 (Fri)

「鷺と雪」 北村薫



鷺と雪 北村薫

昭和十一年二月、運命の偶然が導く切なくて劇的な物語の幕切れ「鷺と雪」ほか、華族主人の失踪の謎を解く「不在の父」、補導され口をつぐむ良家の少年は夜中の上野で何をしたのかを探る「獅子と地下鉄」の三篇を収録した、昭和初期の上流階級を描くミステリ“ベッキーさん”シリーズ最終巻。第141回直木賞受賞作。

【目次】
不在の父/獅子と地下鉄/鷺と雪


直木賞~。
そして3部作の最終作。

読む前には何とも思わなかった表紙の絵。
読み終わってから見るとこれがまた意味深で悲しい。

話としては、最初の「馬さん」の話が好きではありましたが、
上流階級で暮らす人の目線では分かりにくいくらい世の中は混乱してたんだなと。

最後、英子に本が送られてくるわけですが、
そのシーンもまた深いなと。
そして最後の表紙に繋がるワケですが。

3部作のラストというのでベッキーさんに何か重大な事件でも。
と、思いましたがそういうことではなかった。
英子の成長が分かりました。

英子が銀ブラしている間に世の中は大きく動いていたというこのシリーズ。
この時代はまだ女性にとってはいい時代であったのかも。
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