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2016.01.06 (Wed)

「ミツハの一族」 乾ルカ



ミツハの一族 乾ルカ

未練を残して死んだ者は鬼となり、井戸の水を赤く濁す。そのままでは水源は涸れ、村は滅んでしまう。鬼となった者の未練を解消し、常世に送れるのは、“ミツハの一族”と呼ばれる不思議な一族の「烏目役」と「水守」のみ。黒々とした烏目を持つ、北海道帝国大学医学部に通う八尾清次郎に報せが届く。烏目役の徒兄が死んだと。墓参りのため村に赴き、初めて水守の屋敷を訪ねた清次郎は、そこで美しい少女と出会うー。大正時代の北海道を抒情豊かに描いた、清艶なミステリ。

【目次】(「BOOK」データベースより)
水面水鬼/黒羽黒珠/母子母情/青雲青山/常世現世


面白かった。
夜になると見えない烏目の清次郎と
夜しか見えない(明るいとまぶしくて見えない)水守が未練を残して死んだ「鬼」を
成仏させるための任務(っていうのかなー)を行うんだけど。

面白かったです。

最初はただ「鬼」になってしまった人の心残りを手助けするだけだったんだけど
文字を読めない水守のために、清次郎(烏目の人)が本を与え文字を教え
そこからの心のつながりが手に取るようにわかり。

だからこその最終話は涙・涙でした。
本読んで久しぶりに泣いたなー。

悲しくもいい話だったと思います。
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