igaigaの徒然読書ブログ

読んだ本の感想を気ままに書く読書ブログ。時々映画鑑賞。

「人魚の眠る家」 東野圭吾



人魚の眠る家 東野圭吾

娘の小学校受験が終わったら離婚する。そう約束した仮面夫婦の二人。彼等に悲報が届いたのは、面接試験の予行演習の直前だった。娘がプールで溺れたー。病院に駆けつけた二人を待っていたのは残酷な現実。そして医師からは、思いもよらない選択を迫られる。過酷な運命に苦悩する母親。その愛と狂気は成就するのかー。

自分の娘が脳死扱いになった。
臓器を提供するかどうかって時に、ピクリと娘の体が動いた。
母親は憑りつかれたように御金に糸目をつけず娘の治療を始めるし、
離婚間近だった夫も金銭面でのフォローをする。

途中から読んでて辛くなった。
先の見えない介護。
はた目から見ると死体。
家族だけは「いつかは目覚める」と思ってる状態。

心臓が止まってないのに臓器提供ができるかどうかって
難しいなーと思います。
和昌のお父さんも言ってましたが
「自分の臓器だったらいつでもいくらでも提供する」と。
私もそういう人間なので臓器提供カードは持ってます。
どうぞ。どうぞ。という感じ。

しかし、自分の大切な人が脳死になったら臓器提供とかすんなり出来ない。
ましてこの本では小学校入学間近だった娘だもの。
親の気持ちからすると出来ないよなーと思いました。

重いテーマではありましたが読了感はよく
「頑張ったな」という気持ちになりました。
薫子の狂気ともいえる行動が怖かったところもありましたが。

プロローグとエピローグはちょっと余計だったかなという気持ちもあり。
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