2015.12.03 (Thu)
「サーカスの夜に」 小川糸

サーカスの夜に 小川糸
離ればなれになった両親とかつて一緒に見たサーカス。忘れられないその不思議な世界の一員になることを目指して入団した少年の前に現れる、自由で個性の強い人々。クラウン、ピエロ、ブランコ乗り、ジャグラー、そして美味しいお菓子やスープを作ってくれるコック。少年は少しずつ綱渡りを学んでゆく。心躍る物語。
ほぼ同時期に発売されたこちらの本はすぐに読んだのですが。

こちらの本とは違い、本当にサーカスの本でした。
小川さんは2冊目ですが、なんというか・・・もう少し深みが欲しかった気がします(。・ω・。)
わりと淡々と・・・そんなイメージでした。
結構葛藤のある物語なんだろうけれど、そこは書き手の技なのかどうなのか。
割合と淡々としながら話を進めるので、その気になればもっと激しく熱くできそうなのに
そういう風にはしないのねー。
だからかあまりのめり込めず。
読み手も淡々と読みました。
サーカス、去年かなー。
観に行きました。
面白かった。
あれはプロの技を感じます。
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