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2015.10.24 (Sat)

「スクラップ・アンド・ビルド」 羽田圭介



スクラップ・アンド・ビルド 羽田圭介

「早う死にたか」毎日のようにぼやく祖父の願いをかなえてあげようと、ともに暮らす孫の健斗は、ある計画を思いつく。日々の筋トレ、転職活動。肉体も生活も再構築中の青年の心は、衰えゆく生の隣で次第に変化して…。閉塞感の中に可笑しみ漂う、新しい家族小説の誕生!第153回芥川賞受賞作。(BOOKデータベースより)

今年ほど芥川賞が注目されている年もないのではないかと思ってます。
「火花」は友人が買いまして、読んだら貸してくれるという話ですが、
どうやらまだ読んでないようです(笑)

で、気の迷いからか数年ぶりに手に取った芥川賞受賞作。
わがブログでも登場したことがない。
そのくらい読むのは久しぶり。

だって変な話が多いんだもの。
でも、この本は面白かった。

このテーマと展開はなかなかです。
我が家にも姑がいますから(笑)
だから、年寄の思考回路ってわかるんだよねー。
うちの姑やわたしの祖母も「早く死にたい」「早く死にたい」と言います。
しかし、生きることへの執念は人一倍あります。

・・・どっちなんだ。

と、まぁ年寄りというのはそんなものだと思っていればいいのですが、
健斗は祖父の「死にたい」を真に受けて「老人の尊厳死」に力を貸すべく奮闘するワケです。
これが読んでて面白かった。
ラストの読了感もよく、意外な拾い物をした感じになりました。
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Comment

そういえば、芥川賞作品は、ここに載ることは少なかったですよね。
うん、たしかに読んでみたいと思う作品がなくて・・・^^;

この羽田さん、最近本当によくTVで見ます。やっぱり作家って……変人なんだ!と改めて感心する不思議な人w
でもこの受賞作は、何だかテーマが重そうで、なかなか手に取りにくかったです。(まさにそんな老人が身近にいて、なんか沈みそうだったので)
だけど、読後感の良い作品だったのですね^^
なんか、ほっとしました。

「火花」読みました!
私的には、最近読んだ本の中で一番夢中で読めました^^
ツボにはまりまくりで。読書ってたのしい!って再認識。

igaigaさんの感想もききたいです^^
lime |  2015年10月24日(土) 09:46 |  URL |  【コメント編集】

●>limeさん。

芥川賞の作風が苦手なのでなかなか登場してませんでした。
「火花」も友達が貸してくれるというので借りられたら読もうと
思っている程度です。
この本もたまたま見つけて、なんとなく手に取りましたら
意外に面白かったのでよかった(^^)
たまにはこういう掘り出し物??もあるので
やっぱり読書はいいですね(^^)
igaiga |  2015年10月26日(月) 06:51 |  URL |  【コメント編集】

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