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2015.10.19 (Mon)

「抱く女」 桐野夏生



抱く女 桐野夏生

「抱かれる女から抱く女へ」とスローガンが叫ばれ、連合赤軍事件が起き、不穏な風が吹き荒れる七〇年代。二十歳の女子大生・直子は、社会に傷つき反発しながらも、ウーマンリブや学生運動には違和感を覚えていた。必死に自分の居場所を求める彼女は、やがて初めての恋愛に狂おしくのめり込んでいくー。著者渾身の傑作小説。(BOOKデータベースより)

桐野さんが書くと青春小説もこんな感じになる(笑)
最初から最後まで嫌な雰囲気のまま終わりました。
後味のみが悪いというものではありません。最初から最後までです。
登場人物に共感できないのは今回に始まったことではないし、
自分勝手で言っていることは一丁前だけど、結局は男に依存していく女である直子。

当時は学生運動が盛んで集団リンチとか多く、
死者とか重傷者とか多かった世の中です。
直子の次兄も学生運動をやっていたもよう。

でも、この時代のことを読んでいると
この時はこの時でみんな一生懸命だったんだろうけど読んでると腹が立ってきます。
結局していることは、仲間内での集団リンチ。
それも大学まで行って(いかせてもらって?)
親御さんも本当にやりきれないのではないかと。

直子もなんっていうか無防備で危なっかしい。
読んでてハラハラしましたし、どうしてそう簡単に男と寝るくせに
偉そうな事を考えているのか。
時代かもしれないけど、ずっとイライラしながら読み終えました(笑)
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