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2015.08.17 (Mon)

「物語のおわり」 湊かなえ



物語のおわり 湊かなえ

妊娠3ヶ月で癌が発覚した智子、プロカメラマンになる夢をあきらめようとする拓真、志望した会社に内定が決まったが自信の持てない綾子、娘のアメリカ行きを反対する木水、仕事一筋に証券会社で働いてきたあかね、人生の岐路に立った時、彼らは北海道へ一人旅をする。そんな旅の途中で手渡された紙の束、それは「空の彼方」という結末の書かれていない小説だった。そして本当の結末とはー。あなたの「今」を動かす、力強い物語(帯より)


最初の「空の彼方」で心をつかまれました。
連作短編というか、1作目では物語だった「空の彼方」が未発表の小説ということで次から次へと人手に渡る。

その「空の彼方」のハムさんがめっちゃいい人で「こんな人いるんだー」と思ってしまうくらい素敵な人でした。
「空の彼方」は小説として色々な岐路に立っている人が読むわけですが、この「空の彼方」ももちろん実際のあったことだから、その途中だった小説の「おわり」がちゃんと記されるわけでして。

そこでのハムさんがさらにいいっ!
やっぱりハムさんは素敵だー。


みんな人生いろいろなのですが、さて私だったらどうするか。
「そうそう上手い話はないよなー」と、あまり人を信じるタイプではないので
身近にいて信頼できるであろうハムさんの言うことを聞くだろうな。
それを「夢を潰された」とか「人生壊された」というのとはまた違うと思うんですけどね。

そこはその時のその人が何を一番思っているかだとおもう。
この小説も6人に手に渡るわけですが、同じ小説なのにやっぱりその人によって
おもうことが違うというのが、面白かった。
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15:34  |  湊かなえ  |  トラックバック(1)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

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2015/12/22(火) 14:39:11 | 粋な提案

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