igaigaの徒然読書ブログ

読んだ本の感想を気ままに書く読書ブログ。時々映画鑑賞。

「サラバ!」 西加奈子



サラバ! 西加奈子

1977年5月、圷歩は、イランで生まれた。父の海外赴任先だ。チャーミングな母、変わり者の姉も一緒だった。イラン革命のあと、しばらく大阪に住んだ彼は小学生になり、今度はエジプトへ向かう。後の人生に大きな影響を与える、ある出来事が待ち受けている事も知らずにー。(BOOKデータベースより)

生まれてから37歳までの歩の半生。
もう、下巻は一気読みの号泣。
もう涙が止まらず。

こういう類の「幸せ」もあるんだろうなと(←お父さんの話)
お父さんがどんどんと痩せていくなか、それでも幸せであることに涙が止まりません。

強烈な姉のせいで、生まれた時から空気を読むことを知り、
上手く立ち回ることを覚えた・・・覚えるしかなかった歩。
母親似の美貌もあっていつでもモテてた学生時代。

しかし、美貌はいつか衰える。
その衰えを否が応でも認めなくてはいけないまさかの状態に。

時代は私の6歳下ということで、就職も大変な時期でフリーター一歩手前の物書き。
エジプト時代、高校時代とそれぞれ親友を得ることになるものの
その友情にはなぜか終わりがあったりして。

とにかく読ませる。
すごい本。
面白くてぐいぐいきたー。
姉も困ったちゃんだけど、母親も困ったちゃん。
しかし、歩もまたどうかと思う。
みんなちょっと変な家族。

壊滅的だと思っていた姉からのまさかの芯の通った助言。
破壊力のある本でした。
心にズケズケと侵入してくるような破壊力(笑)
爽快です。
面白かった。
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