2017年08月 / 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

2015.06.08 (Mon)

「有頂天家族 二代目の帰朝」 森見登美彦



有頂天家族 二代目の帰朝

狸の名門下鴨家の三男・矢三郎は、親譲りの無鉄砲で子狸の頃から顰蹙ばかり買っている。「面白きことは良きことなり」という父の教えを胸に、誰もが恐れる天狗や人間にちょっかいを出しては、愉快に過ごしていた。そんなある日、老いぼれ天狗・赤玉先生の跡継ぎである“二代目”が英国より帰朝。狸界は大混迷し、平和な街の気配が一変する。しかも、人間の悪食集団「金曜倶楽部」は、恒例の狸鍋の具を懲りずに探している…。阿呆の誇りを賭けて、尊敬すべき師を、愛する者たちを、毛深き命を守れ!待ちに待った毛玉物語、再び。愛おしさと切なさで落涙必至の感動巨編。(BOOKデータベースより)

モリミーの作品で一番ファンタジー色が強くやや苦手設定ではある(笑)

最初の1話なんて何が何だか・・・。
最初の「有頂天家族」もとっかかりは苦労したなーとそういう思い出は甦りましたが。

ただ、設定に慣れてくると
「なんって常識あふれる狸なんだろう」
となる。

今まで読んだモリミーの「4畳半で桃色ブリーフ履きながら踊る男たち」
よりはるかに賢く優しい狸たちです。

老いぼれ天狗を師匠と仰ぐも、
その老いぼれ天狗も本当に素直じゃないというかなんというか分かりやすく(笑)
その素直じゃない師匠を持ち上げることを厭わない矢三郎が可愛らしい。

今回は「二代目」が戻ってきたということでいろいろと辛い目にあった人たちが
いっぱいいましたが、そうして人(と狸と天狗)は強くなっていくのだー。

赤玉ポートワインが沢山登場しますが、これは宣伝になるのか否か。
気になるところではありました。
関連記事
09:04  |  森見登美彦  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://igaiga38.blog9.fc2.com/tb.php/2741-06b2dce7

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP |