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2015.05.25 (Mon)

「アポロンの嘲笑」 中山七里



アポロンの嘲笑 中山七里

“管内に殺人事件発生”の報が飛び込んできたのは、東日本大震災から五日目のことだった。被害者は原発作業員の金城純一。被疑者の加瀬邦彦は口論の末、純一を刺したのだという。福島県石川警察署刑事課の仁科係長は邦彦の移送を担うが、余震が起きた混乱に乗じて逃げられてしまう。彼には、命を懸けても守り抜きたいものがあったー。(BOOKデータベースより)

小説としてはイマイチ。

多分小説は後付なのじゃないかなと思います。
そのくらい福島原発について細かく書いてました。
下請け、孫請け、などなどというのは今でもありますよー。
復興のための工事で孫とかひ孫は大変らしいです(安くて)。

あとは震災前の福島原発で働いている人たちの実態っていうのかな。
作業服の被ばく云々の質とか。
震災後にいろいろと聞こえてきますが、
震災前に関しては原発で働いている人の事はさほど注目されてなかったし。

「小説」ではあるけれど、おおよそこんなものだろうなと思いました。
はい。驚きませんでした。

上の人なんて自分がそこで働くワケじゃないですもの。
孫とかひ孫とか、考えたことないんじゃないかな。

ってことで小説ですが、小説はねぇ。
まぁこの結末しかないよなと。特になんってこともなかった。
登場人物の1人なんて不死身かと思うくらい何回も死にそうな目に遭ってましたし。

小説の中で、3.11の後、3時間後のテレビの映像を見て衝撃を受けたとありましたが、
どういうことーーー。
秋田県なんて次の日まで停電だったのに、なぜ福島あっさりテレビ見られる?
警察だから?
自家発電?
そんな細かいところに引っ掛かりをうけましたw
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09:34  |  中山七里  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

そっかあ、大震災を舞台に据えた小説って、なんかまだタブーなのかなと思ってたけど、あるんですね。
テーマはしっかりあるんだろうけど、まだちょっと娯楽小説として読むのは辛いかな、なんて>< 
いろいろ思い出してしまって。
でもigaigaさんの率直な感想を読むのはいつも楽しいです。
ああ、そうか。そんなところはきっと引っかかるだろうなあ~と、読んでないけど想像してます。
lime |  2015年05月25日(月) 17:24 |  URL |  【コメント編集】

●>limeさん。

結構多いですよー。
わんさかあります。
確か他の方の小説でもっとストレートなのもありましたし、
誉田さんの「幸せの条件」みたいなのでさらっと
触れるのもありました。
作家さんも何かで発散したいのかなーと思った次第です。
igaiga |  2015年05月26日(火) 09:17 |  URL |  【コメント編集】

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