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2015.05.16 (Sat)

「火星に住むつもりかい?」 伊坂幸太郎



火星に住むつもりかい? 伊坂幸太郎

住人が相互に監視し、密告する。危険人物とされた人間はギロチンにかけられるー身に覚えがなくとも。交代制の「安全地区」と、そこに配置される「平和警察」。この制度が出来て以降、犯罪件数が減っているというが…。今年安全地区に選ばれた仙台でも、危険人物とされた人間が、ついに刑に処された。こんな暴挙が許されるのか?そのとき!全身黒ずくめで、謎の武器を操る「正義の味方」が、平和警察の前に立ちはだかる!(BOOKデータベースより)

ケモノの城の次に読んだ本です。
ケモノの城が衝撃的で読むのが辛くて、読み終わった後も正直「さぁ次は何を読もうかな!?」という気持ちになれなかったので、タイトルだけでもユニークそうな伊坂作品を読むことにしました。


が!!!


この本もケモノの城とは根っこの部分では一緒じゃないかーい(;´Д`)
こんな楽しくなるようなタイトルつけんでくれ。

「平和警察」と「ヨシオ」(←ケモノの城の悪人)の違いが団体か個人かでしかない。

こういう世の中もまた怖い。
罪状なんて捕まえた後からでもなんとでもなる。
という「平和警察」のやり口に反吐がでましたー。
そして、公開処刑。
ギロチン。
この現代(って時代設定いつだっけ?)にギロチンって・・・
そしてそれを見に行く民衆。
その民衆はギロチン処刑される人を「本当の危険人物」と疑いなく思う。
誰も「冤罪」で捕まったとは思わない。
これもまた怖いよなー。

「正義の味方」が登場するワケですが、その正義の味方だって人間です。
超人じゃないんだからどうにもならないこともある。

この本の中の正義の味方の祖父が宝くじ当選して、結局自殺したという話が
あるんだけど、この話が実際にとてもありそうで・・・というかあるんだろう。
だから宝くじに当選した人ってこっそりいなくなるんだろうな。
って、これは田舎だけの話ですか?(笑)
田舎では「○○の店で宝くじが当たって、年明け早々いなくなった」と噂が立ちます。
田舎ってそういうところです。
なのでおじいさんの話が辛かった。
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08:36  |  伊坂幸太郎  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

わあ、これも読む時期を選ばなくちゃいけなさそうなお話ですよね。
ある意味、伊坂さんらしいともいえる。
ヨーロッパ絵画なんかでは、公開処刑のシーンなんかがよく描かれているけど、普通に見世物だったらしいですもんね。
ある意味、ありえない世界では全くないんですよね~。人って、やっぱり残酷な生き物><
そして・・・田舎に住んでいた人にしか分からない田舎の怖さって、確かにありますよね。しみじみ・・・。

lime |  2015年05月16日(土) 08:54 |  URL |  【コメント編集】

●>limeさん。

今回はさらっと残酷な描写や心理がありました。
「ケモノの城」のあとだから余計にグッタリきたのかも
しれませんが(笑)
そしてコメントの通り、公開処刑は見世物として小説上で
でも描かれてました。
igaiga |  2015年05月16日(土) 13:49 |  URL |  【コメント編集】

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