igaigaの徒然読書ブログ

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「奴隷小説」 桐野夏生



奴隷小説 桐野夏生

世界は野蛮で残酷な牢獄に満ちているー。その「虜囚たち」の姿を容赦なく描いた、超異色短編集。(BOOKデータベースより)

【目次】
雀/泥/神様男/REAL/ただセックスがしたいだけ/告白/山羊の目は空を青く映すかーDo Goats See the Sky as Blue?


タイトルはなかなか衝撃的なのですが、中身はそうでもない。
というよりは、

桐野さんにしてはそうでもない。

という「桐野さんにしては」がつく。
もう少しえげつない感じになるかなと思ったのですがそうでもなかったな。

「雀」と「泥」が好きです。
「雀」は桜庭一樹さんが書きそうな世界観。
「泥」もなんというか、芯の強い女性の話はいいですね。

「ただセックスがしたいだけ」というのは男性サイドの話ですが、
そこら辺は女性はハッキリしているので男性側としてもいろいろと苦労するだろう。

テーマは奴隷なのですが、「奴隷」と言ってもいろいろ使える言葉です。
言葉通りの「奴隷」の話も多かったのですけどね。
「神様男」はまたちょっと違った感じであります。

薄い本なのですぐに読めますが、
読書メーターで「誰にお勧めしたらいいのかわからない」とありましたが、
確かに人にお勧めしたい本ではないかも(笑)
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