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2015.04.10 (Fri)

「重力ピエロ」 伊坂幸太郎



重力ピエロ 伊坂幸太郎

兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とはー。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。(BOOKデータベースより)

初期の作品にして伊坂さんの代表作ともいえる重力ピエロ
再読したーーーいと思ってましたが、積読本が無くなった流れでようやく読むことが出来ました。(2~3年前から読みたいと思ってたのですが ^^;)

今、こうして初期の伊坂作品を読むと痛々しくて読むのが大変だった。
最近の作品は少し丸くなってると思う。
そのくらい、この本は切り口が鋭くてストレートで痛々しい。
伊坂さんの潔癖さが出てるのかなー。
読んでてこういう気持ちになるのは初期の辻村作品を読むのに似てる。

黒澤さんの存在だけが救いであって、あとは春の痛々しさや、
その痛々しさを共有しようとする泉水の痛々しさもあってダブルで痛々しかった。

一応再読ということで、大体の流れは分かっているのですが、
(放火魔の犯人とか)
大まかな流れ以外はすっかり忘れてまして。
例えば、黒澤さんが登場してたこととか。
副業の探偵で登場してましたが、
素人であるはずの泉水のお父さんにも「泥棒みたいなしぐさだった」と、
本職の雰囲気を醸し出し過ぎでは(笑)

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08:38  |  伊坂幸太郎  |  トラックバック(0)  |  コメント(8)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

本当に、この作品は痛くて、あまり読み返す気になれないんですよね~。お書きになられているように、黒澤さんの存在だけが救いだったのを思い出しました。
きみやす |  2015年04月10日(金) 12:10 |  URL |  【コメント編集】

●>きみやすさん。

正直こんなに痛々しい話だったっけ?
と、思わずにいられなかったです。
自分が忘れっぽいのを棚に上げてしまいましたが(笑)
辛い話でしたね。

igaiga |  2015年04月10日(金) 15:23 |  URL |  【コメント編集】

お久しぶりのコメント、失礼します!

ツイで「お薦めの本とかありますか?と訊かれたので、例によって『今夜、すべてのバーで』と『家守綺譚』を薦めた。そろそろこの手のお薦めに新しいのを加えたいが、丁度良い感じのが見つからない。」なんてつぶやいて、周りに自分より読む人ってあんまいないのよね。と、読書家、読書家……と検索したら盲点、そうだ、大衆小説の大食らいigaigaさんがいた!と、勝手にオススメされに参りました(笑)

igaigaさん的に『今夜、すべてのバーで』『家守綺譚』の横に並べられる作品って何か思いつくでしょうか?

私も本屋大賞が決まったのでレヴュー欲が高まって一気に過去作のレヴューを作成しました。日曜から一週間連続でアップする予定なので、……何か、暇だわ。的なときにはチラッと暇つぶしにご訪問してみてください。てへ。
medeski |  2015年04月10日(金) 18:02 |  URL |  【コメント編集】

私もこの作品、じっくりと再読したいと思いつつ、未だに出来ずにいます。
この作品は、改めて見直すと、伊坂さんの他の作品とはやはり、切り口もタッチもテーマも、別人の作品のように感じられますよね。
私は実は、これを読んで伊坂ファンになったのです。
あんなに最後までのめり込ませてくれる作品って、なかなか出会えないから。
(研ぎ澄まされた表現とか、痛々しいのがすきなのかも)
もうこんなタッチの作品は描かれないんだろうな~と思うと、残念な気持ちが大きいです。最近の作品ももちろん好きなんだけど・・・。
って、読者は我が儘なもんですよね^^
lime |  2015年04月11日(土) 09:24 |  URL |  【コメント編集】

●>medeskiさん。

コメントありがとうございます(〃∇〃)

しかし、これは新手の挑戦状かしら?( ̄ω ̄*)
両方とも読んだことがなかったので取り急ぎ図書館で
「家守奇譚」は借りてきました。
中島らもさんの本が図書館になーーーい!!!
もう1冊はあとでね。
そして読んでからね(^∀^)
medeskiさんのお勧めを堪能させていただきます。
igaiga |  2015年04月11日(土) 13:32 |  URL |  【コメント編集】

●>limeさん。

あーー。たしかに!!
limeさん好きそう( ̄∇ ̄*)
なんというか、潔癖な雰囲気とかそういうのがlimeさんに
似合ってる感じがします。
私はひょうひょうとした感じの伊坂作品が好きなので
黒澤さんとか登場するとうれしいのですけどね(^^)
この本は結構評判がいいんですよね。
代表作の1つだと思ってます。
igaiga |  2015年04月11日(土) 13:34 |  URL |  【コメント編集】

●連投失礼します

igaigaさんが読んでないとは超が付くレベルで意外ですが、両作ともプレゼント用(今夜すべてのバーへが男性用、家守綺譚が女性用)に使ってます。多分、万人向けな面白さがあると思うので、期待して読んでみてください(笑)

お薦めされるの待っています!
medeski |  2015年04月11日(土) 21:13 |  URL |  【コメント編集】

●>medeskiさん。

意外でもないですよー( ̄▽ ̄;)
殺人が起きる本ばかり読んでますので。
たまーーーに心が洗われるような本を読むこともありますが、
いかんせん、割合が・・・
medeskiさんこそ本当にいろいろと多方面にわたって
読まれてるなーと思ってます。
今度感想をupしますねー。
igaiga |  2015年04月13日(月) 08:46 |  URL |  【コメント編集】

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