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2015.03.20 (Fri)

「微笑む人」 貫井徳郎



微笑む人 貫井徳郎

事件はすべてのはじまりにすぎなかった。エリート銀行員はなぜ妻子を殺したか(BOOKデータベースより)

面白かった。
確かにラストはスッキリと終わらないのですけれど、それでも途中までが読ませる。
もうグイグイと読みました(←いつも通り)

「本を置く場所がなかったから妻子を殺した」

という、理由だそうです。
うーーーむ。これは・・・何というか何というか・・・そういう理由なのね。
本読みとしてはやや困る理由ですが(笑)

そして、「そんな理由であの仁藤さんが妻子を殺すわけがない。彼は無罪だ」という人々が多く、小説家である語り手さんがいろいろな人を取材に行くという構成の本となってます。
途中までがむちゃくちゃ面白い。

とにかく仁藤さんはいつも穏やかで怒ったことがなく、真面目で浮ついたことがない人。
誰が見てもそう思う。

しかし、妻子が死んだ現場から仁藤と同僚の銀行員だった死体が出てくる。
「偶然?」と思う人と「偶然のわけがない」と思う人と。
そして、また更に・・・となるのですが、こういう誰が見ても「いい人」「頼りになる人」である仁藤なのに、なーーーんか犯行が雑なんだよね。
彼くらいだったらもっと完全犯罪出来るだろーと。
なんでわざわざ川へ?

もっと頭使った方がいいのに。と、余計な感想を持った。
その犯行の雑さが結局露見してしまうワケですが。

表紙の「薄ら笑い」もいいですね。
「微笑む」じゃないじゃん(笑)
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08:47  |  貫井徳郎  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

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