破門 黒川博行映画製作への出資金を持ち逃げされたヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。失踪した詐欺師を追い、邪魔なゴロツキふたりを病院送りにした桑原だったが、なんと相手は本家筋の構成員だった。組同士の込みあいに発展した修羅場で、ついに桑原も進退窮まり、生き残りを賭けた大勝負に出るがー!?疫病神コンビVS詐欺師VS本家筋。予想を裏切る展開の連続で悪党たちがシノギを削る大人気ハードボイルド・シリーズの最高到達点!!(BOOKデータベースより)直木賞~。そして・・・
初めまして~。・・・の作家さんです。
しいて言えば、シリーズものであったということでした。
しかも、シリーズ4作目だか5作目って(笑)
最初はかなり巻き込まれ方の主人公なのかと思っていたら、
いやいや・・・二宮さんもかなりの変人でありましたねー。
もの凄いズボラすぎてなんというか・・・笑ってしまう。
そして、1作しか読んでないけれど、彼は天性のヒモ体質なのじゃないだろうか。
いかにもヤクザな桑原との軽妙な会話についにんまりとしてしまいます。
どの本か分からないけれど、このコンビで北朝鮮で死にそうになったみたいなので
「疫病神シリーズ」(←明らかに桑原のことと思われる)をさかのぼって読んで
みたいと思います。
しかし、なんだかんだで小清水は強運なのだろうか?
とっくにどこかの海に沈んでいてもおかしくないのに、
なんだかんだで息をしているようです。
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疫病神シリーズというだけあって、二宮と桑原はお互いのことを「疫病神」と思ってるようです(笑)
二宮って、いつも巻き込まれてるスタンスだけど、実は金に汚いですよね?
単細胞の桑原の方が、人間的には許せる気がする。
北朝鮮のお話も面白そうですが、ヤクザの話でしょう~?
なんだか躊躇してしまいます(;´Д`)
小清水もお歳の割にしぶといですよね。