2017年10月 / 09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

2014.09.22 (Mon)

「輪違屋糸里」 浅田次郎



輪違屋糸里 浅田次郎

久三年八月。「みぶろ」と呼ばれる壬生浪士組は、近藤勇ら試衛館派と、芹沢鴨の水戸派の対立を深めていた。土方歳三を慕う島原の芸妓・糸里は、姉のような存在である輪違屋の音羽太夫を芹沢に殺され、浪士たちの内部抗争に巻き込まれていく。「壬生義士伝」に続き、新選組の“闇”=芹沢鴨暗殺事件の謎に迫る心理サスペンス。(BOOKデータベースより)

土方シンパには辛い1冊でした(^^;)

まぁ物事はいろいろな角度から見なくてはいけませんからね。
でも、過去にも新撰組関係の本(小説)を読んできましたが、
土方→悪 の本はたまに読みますが、
芹澤→善 の本を読んだのは初めてかもしれない。
そういう意味では芹澤という人は分かりやすい悪だったのかも。

それがこの本では善として書かれてます。

なんというか・・・読んでていろいろと辛かったですねー。
お梅もまた壮絶な人生でした。
なんか達観したかんじにすら見えたなー。
大河の鈴木京香さんの色香も強烈でしたが、
ふと鈴木京香さんを思い出しました。

新撰組関係では珍しく、沖田総司目線で語っている箇所がありまして。
ちょっと興味深かった。
というか面白かった。
普段は明るく元気な沖田クンも心ではこういう事を考えているのかと
思うとまた見る目が違います。
これも別の角度からって事かな。

そして今回も浅田さんの斉藤への愛がにじみ出ていたような感じがします。
上巻で斉藤と永倉が登場していたシーンで、「結局この2人だけ長生きしたんだもんな」
なんて思うとまた、他の人たちと何が違っていたのか。
そう思いましたね。
まぁこの2人は生まれそのものが他の新撰組隊士とは違ってたみたい。

女性には生きづらいこの時代でしたが、
輪違屋は今でも現存しているし、糸里という芸鼓も実在していたようです。
なるほど。
もしかしたら全部事実だったのかも。
そう思うとまた小説も楽しいです。

最後に、現・輪違屋当主と浅田次郎さんの対談がありますが
そちらも面白いです。
歯に衣着せずお互いが楽しんで対談してました。
関連記事
09:18  |  浅田次郎  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

●私も読むー!!

igaigaさん、こんばんは♪

おぉ~次々読まれていますねぇ*^^*
私もこれ飛ばして一刀斎夢録読んじゃったので、
近いうちに読んでみたいと思います。

芹澤さんってどんな本でも酷い人物ですもんね(笑)
それが善として描かれているのってすごい興味あります!
読むのが楽しみですー♪

何か秋になると時代物が読みたくなりますね。。。
nanaco☆ |  2014年09月24日(水) 20:19 |  URL |  【コメント編集】

●>nanaco☆さん。

是非是非読んでー(´∀`)
私は今、三部作ラストの一刀斎夢録を読み始めました。
いやぁ~。斉藤さん、語る語る(笑)
楽しみです。
でも、こちらは芹澤はいいひとなのです♪
igaiga |  2014年09月25日(木) 09:14 |  URL |  【コメント編集】

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://igaiga38.blog9.fc2.com/tb.php/2542-254e936f

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP |