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2014.09.11 (Thu)

「冷血」 高村薫



冷血 高村薫

クリスマス前夜の「一家四人殺し」-数多の痕跡を残しながら、逃走する犯人たち。翻弄される警察組織の中で、合田がふたたび動き出す。(BOOKデータベースより)

時間がかかったー。

やっとか読み終わりました。

っていうか1冊にしても良かったんじゃないの?と思った。
長ければ長いでそれなりに面白くもあるんだけど、
上巻の途中で殺される一家ってこの人たちなのね。と思うワケです。
BOOKデータベースにも書いてるし。
しかし、その一家四人の生活を何日も何日も書いてそして・・・となり、
また犯人たちも、殺す前と逮捕されて収監されてからが何というか・・・
「ほんとに同じ人たち?」と思っちゃうくらいインテリなのよねー。

そうなのだ。
上巻と下巻での違和感。

ずばりインテリ。

小難しい本を読み漁ったり、昔の映画を簡潔に表現出来たり。

そういう人たちが、そんな場当たり的な殺しをする。
しかも30歳過ぎてるのに。

19歳20歳だったらいいってものでもないけれど、30歳過ぎてネットで
共犯者募集して、「初めまして」の相手ととんでもないことをする。

その違和感。
そして、そのインテリに引きずられる合田。
合田って照柿の時もそうだったけど、結構人に影響されやすいというか
引きずられやすい!?

照柿の時のイメージとまた違い、今回は一歩引いたところでこの事件と
関わっていた感じがしましたが・・・

そしてもう一つの違和感。
被害者遺族が出てこないなーと思っていたらその答えはラストに。
そしてタイトルの「冷血
ふーん。
ちょっと意味深かな。と思ったタイトルでした。

しかし、ようやく読み終えたー。
今はただそれだけ(笑)
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13:21  |  高村薫  |  トラックバック(0)  |  コメント(3)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

これは私も本当に時間がかかりました。
家族、とくに女の子の内面描写とかが、(高村先生らしくないタッチで)延々描かれていたのだけど、その重要性が分からなかったし・・・。きっと未来ある平穏な家庭を踏みにじった犯人への怒りを湧かせるためだと思ったんだけど、その割には、合田さんから犯人への怒りが全く感じられなくて。
そう、不思議な物語なんですよね。あんなに残酷なのに、犯人を憎む感情を止められているような。
逆に犯人に執着してしまったような合田。
どんどん人間離れしていく合田さんと、このシリーズ。だけどやっぱり、気になるのですよね^^;
lime |  2014年09月11日(木) 19:54 |  URL |  【コメント編集】

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 |  2014年09月12日(金) 00:45 |   |  【コメント編集】

●>limeさん。

あーそっかー。
limeさん、高村さんお好きでしたよねー。
そうそう。わたしも思ったのですよ。

合田・・・井上に引きずられてる・・・( ̄▽ ̄;)

面白かったのですが、供述の部分と歯科医一家の日常をもう少し凝縮すると1冊の本になって更に面白く読めたのではないかと思いました。
今回合田もふくめ、警察ってそれほど活躍してませんよね。
マークスの山を再読したくなりましたー。
igaiga |  2014年09月12日(金) 09:30 |  URL |  【コメント編集】

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