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2014.08.16 (Sat)

「壬生義士伝 下」 浅田次郎



壬生義士伝 浅田次郎

五稜郭に霧がたちこめる晩、若侍は参陣した。あってはならない“まさか”が起こったー義士・吉村の一生と、命に替えても守りたかった子供たちの物語が、関係者の“語り”で紡ぎだされる。吉村の真摯な一生に関わった人々の人生が見事に結実する壮大なクライマックス。第13回柴田錬三郎賞受賞の傑作長篇小説。(BOOKデータベースより)

下巻は大号泣の巻(TωT。)

泣いた。泣いた。
本当にバカみたいに泣いた(笑)

家で読んでて良かった。とつくづく思いましたね。
会社で大号泣してたらちょっと変に思われてたかも。

吉村家と大野家の2代にわたる友情に泣けるのです。
なんだろうかねー。
親の思うとおりに子はならないというか。
いつの世もそうかもしれませんが、
自分の稼いだお金で、妻には帯を、子には袴を、いや・・・刀を・・・とか
考えてる時点で悲しいというか。
実際は本当にひもじくて、食べることにすらカツカツなのに
帯とか刀とか買うお金がない。

離れているのでそういう事も知らず死んでいく父。

切なくて悲しくて「おうおう」と泣きましたが、
ただ、吉村の娘、みつがとても幸せになったのです。
それが唯一の救いというか、まぁみつの弟もそれなりに
幸せになったことを考えると、新選組に入った吉村もまた
ある程度は父親の勤めは果たしたのかも。

でも、本当に新選組って救われてないから悲しい。
「昔新選組隊士だった」という男の視点での
近藤と土方。
何というかなんというかですね。
どういう風にその時代を生き抜いたのか、
実は浅田さんが書いた通りの事を考えていたのだとしたら
あまりにも悲しすぎます。

浅田さんの新選組3部作。
近いうちに2部を読みたいと思ってます。
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10:25  |  浅田次郎  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

今さらながらこれが新選組のお話なんだと知りました。

新選組といえば『燃えよ剣』しか知らなかったのですが、
まさか好きな浅田次郎先生が新選組を書かれているなんて。
これはいいことを知りました、
さっそく入手します。
igaigaさんの感想からするに、
とても良作の予感がしますしね。
Y.K. |  2014年08月17日(日) 00:26 |  URL |  【コメント編集】

●>Y.Kさん。

超・良作です(〃∇〃)

わたしも好きな浅田せんせいが新選組に関する本を書かれているとは本当に知らなくて。
結構浅田作品読んでるんですよー。
蒼穹の昴すら読んでて壬生義士伝読んでなかったという痛恨の極みでしたが、ほかの作品を読む楽しみが出来ました(^^)

ちなみにわたしの新選組スタートは「幕末純情伝」です(爆)
igaiga |  2014年08月17日(日) 06:42 |  URL |  【コメント編集】

記事をさかのぼったら「壬生義士伝」があったので突撃しました。
今更スイマセン(^^;

私も下巻で大号泣でした。
小説を読んでしゃくりあげるまで泣いたのは初めてです。
吉村の長男の初陣の所でもう涙腺が駄目でしたw

浅田次郎の新選組小説が3部作だとは知らなかったです。
「一刀斎夢録」の方をチェックしてみようと思います!
タコおにぎり |  2014年09月11日(木) 23:10 |  URL |  【コメント編集】

●>タコおにぎりさん。

泣いた泣いたですよー。
浅田作品って泣けるんですよね。
なんですかね。
あの顔なのに(←関係ない)
浅田作品ってめっちゃ笑えるのと泣けるのと
両極端。
私は三部作中の二作目「輪違屋糸里」に来週にでも
とりかかりたいと思ってます♪

っていうか、斉藤一に語らせたあたりが驚いたんですよー。
「一刀斎夢録」もそうなんですよね。楽しみ!
igaiga |  2014年09月12日(金) 09:36 |  URL |  【コメント編集】

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