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2014.05.28 (Wed)

「ふくわらい」 西加奈子



紀行作家の父から、マルキ・ド・サドをもじって名づけられた鳴木戸定。書籍編集者の定は、身なりに無関心、感情を表さずに人付き合いも機械的にこなす。一方で、彼女は、旅先でワニに食べられて死んだ父親の死肉を食べた女として、世間に名を知られていた。ふくわらいが唯一の趣味である彼女は、猪木になりきれなかったロートルプロレスラーのエッセイを担当することになってから、人との距離を少しずつ縮めていく。「作品を書かせたかったら、今すぐ雨を降らせろ!(またはやませろ!)」という作家の無茶な要望に応え、街でナンパされた盲目のイタリア人(と日本人のハーフ)の男性に処女を捧げる定の、何物にも汚されない真っ直ぐな姿を描くエンタメ小説の傑作。(内容説明)

不思議な話でした。
女性作家独特の雰囲気はあるけれど。
定という名前の女性が主人公だったので、昭和初期の話かと思いきや、編集部で働いているっていうから、現代だ。

・・・と、思っていたら途中で雨乞いとかするし。
なんだか意味わかりません(笑)

途中でプロレスラーの担当になったり、
盲目のイタリア人の次郎さんと知り合ったり、
不思議ワールドでした。

定というのは、とても丁寧に生きているけれど
感情がないというか、あるんだけど、
感情の使い方をわからないで25年間生きてきたのかなー。
羞恥がないというかなんというか・・・

結構グロいシーンなんかも出てきましたけれど、
それは、読む側でグロいと思うワケで、当事者の定に
とっては「儀式」なんだろうなー。

プロレスは好きなので、守口廃尊のくだりは読んでて面白かったです。
武藤・蝶野・橋本というネーミングを聞くと小躍りするくらい好きです。
でも、それだと結構ベテランというか・・・ベテランだよねー。
(しかし、脳内は小橋です♪)
個人的には次郎より廃尊だったので、
「次郎か・・・。そうか次郎か・・・」と思ってしまいました(笑)
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