igaigaの徒然読書ブログ

読んだ本の感想を気ままに書く読書ブログ。時々映画鑑賞。

「桜ほうさら」 宮部みゆき



桜ほうさら 宮部みゆき

父の汚名をそそぎたい。そんな思いを胸に秘めた笙之介は…。人生の切なさ、ほろ苦さ、人々の温かさが心に沁みる物語。(BOOKデータベースより)

【目次】
富勘長屋/三八野愛郷録/拐かし/桜ほうさら


やっぱり宮部さんの書く時代小説は面白いんですよねー。
ただ、どの時代小説も厚くて(^^;)
読み始めるのに躊躇してしまうのですが、
読みだすとこれがまた止まらない。

今回は更にミステリーテイストでもあるので、更に面白さが倍増しました。
悪意ある人が多々登場するのでなかなか読みごたえあります。
いい人だけ登場する本が正直あまり好きではないので、
ここまで単純な悪人(拐かしに登場する某さんとか)が出ると逆に気持ちがいいです。
はい。

そして、「つた」のようなユニークな登場人物がいるとまた楽しい。
太一も可愛いし、読んでてにんまりしちゃいます。

で、笙之介のお父さんの話になると心が苦しくなります。
父の周りにも分かりやすい悪人がいたりして。
そこら辺が宮部作品の面白いところとなります。

この終わり方は続くかもしれないし、このまま終わるかもしれない。
そんな終わり方。
ちょっと「ペテロの葬列」チックだなーとは思ったのですけどね。
まぁそれもまたよろしいかと。
関連記事
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する