igaigaの徒然読書ブログ

読んだ本の感想を気ままに書く読書ブログ。時々映画鑑賞。

「邪魔」 奥田英朗



邪魔 奥田英朗

始まりは、小さな放火事件にすぎなかった。似たような人々が肩を寄せ合って暮らす都下の町。手に入れたささやかな幸福を守るためなら、どんなことだってやる-現実逃避の執念が暴走するクライム・ノベルの傑作、ここに誕生。(BOOKデータベースより)

最近奥田さんがお気に入りです。
それまで「マドンナ」と「インザプール」しか読んだことがなく、
あまり好みではないなーと思っていたのだけど、
「オリンピックの身代金」「沈黙の町で」「最悪」などドストライクの作品と出会ってからはむさぼってますww
この本も上下段組みの厚い本ですが、一気に読んじゃいました(〃∀〃)

読書メーターで他の方の感想を読むと大抵が恭子が壊れていく様を書かれていたのですが、私はそれよりも九野の壊れっぷりに驚いたというか唖然というか愕然というか・・・
とにかく驚きました。

7年前に妻の早苗を交通事故で亡くして、そこから精神安定剤を飲む日々。
八王子に住む早苗の母と会う事だけが楽しみ。
しかし、実は・・・ってことでそのシーンで驚いたのですが、
てっきりラストには説明があると思っていたのです。
「あれ?妙に残りのページが少ないなー」と思っていたら終わってた(笑)
そうすると想像しかないワケで、私の想像は大体他の方も思っていたことらしく。
いいのか?いろいろと!?

だんだんと逞しくなる恭子には驚きました。
こういう事が人を強くさせるのなら、私は強くならなくていいです(笑)
でも、自分を「34歳のおばちゃん」というのは如何なものか??
私なんか今でも自分の事「おばちゃん」なんて思ってないのに(←思えよ)
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うん、そうですよ。
自分をおばちゃんだと言う必要はないです。
よくブログなんかでも、若いのに自分のことをちょっと卑下して「おばちゃんはねえ」と書く人がいますが・・・、書かれても困ってしまう^^;
(まあ、自分も充分すぎるほどいい年齢なんだけど。心は高校生・・・爆)
奥田さんの作品、最近いろんなところで高評価を受けていて、気になっています。
「インザプール」のあらすじを読んで、あまり好みではないかも・・と思って以来手にとってないんですが、ちょっと読んでみたくなりました。
[ 2013/11/27 09:22 ] [ 編集 ]
>limeさん。
私も「インザプール」があまり好きじゃなかったんですよね~。
みなさまにオススメ戴いて本当に申し訳なかったのですが、直木賞を受賞した「空中ブランコ」までたどり着けなくて(笑)
でもこういうシリアスというか重い話を読ませる力がある作家さんだなと思いました。
もうね、寝食忘れそうになりますあ(^^;)
[ 2013/11/27 13:47 ] [ 編集 ]
これはわたしが奥田作品に嵌るきっかけとなった本!
読んでて「ゾクっ」とする場面も何度かあり実にスリリング!!

まぁ、九野さんの妄想癖には苦笑しつつもでしたが(笑)

終盤へいたるジェットコースターな展開と癖のある強烈な
キャラたちに惹き付けられましたね、、怖いもの見たさ。

なもんで奥田さんのこの手のシリーズではいまだにマイベストです(`・ω・´)キリッ
[ 2013/11/28 22:38 ] [ 編集 ]
>mizzoさん。
毎年「今年はこの作家さんにハマったー」という
年があるんですね。
2013年は間違いなく奥田さんでした。
(ちなみに2011年は貴志祐介さん、2009年は有栖川有栖さん とかとか)

こういう本がマジ好きなので「これはハマるー!」とむさぼりつきたくなります(笑)
のっけから高校生の腕をポッキリ折る刑事って!!!
惹きつけられました。
[ 2013/11/29 10:21 ] [ 編集 ]
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邪魔
邪魔〈上〉 (講談社文庫) 著者:奥田 英朗 販売元:講談社Amazon.co.jpで詳細を確認する 邪魔〈下〉 (講談社文庫) 著者:奥田 英朗 販売元:講談社Amazon.co.jpで詳細を確認する ☆☆☆☆ 内容(「BOOK」データベースより) 及川恭子、34歳。サラリーマンの夫、子供二人と東京郊外の建売り住宅に住む。スーパーのパート歴一年。平凡だが幸福な生活が、夫の勤務先の放火事件を...
[2013/11/28 22:40] rokurokudo