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2013.06.24 (Mon)

「切羽へ」 井上荒野



切羽へ 井上荒野

静かな島で、夫と穏やかで幸福な日々を送るセイの前に、ある日、一人の男が現れる。夫を深く愛していながら、どうしようもなく惹かれてゆくセイ。やがて二人は、これ以上は進めない場所へと向かってゆく。「切羽」とはそれ以上先へは進めない場所。宿命の出会いに揺れる女と男を、緻密な筆に描ききった哀感あふれる恋愛小説。(BOOKデータベースより)

直木賞受賞作~(*^ω^*)

最近は意識してこういう「受賞作」を読んでます。
手元に乱歩賞受賞作も1冊あります。
芥川賞はちょいと苦手なので、乱歩賞と直木賞受賞作はこれからも意識して読んでいきたいです。

井上さん2作目です。
「切羽」というのは、トンネル工事をする時の先端のことだそうです。
なので、トンネルが完成したら、切羽もなくなるワケですが、
別にトンネル工事の話でもなんでもなく。
読み終わってから「なんだったんだ??」と思わないワケでもなかった。

人口の少ない島で暮らしていると、どうしても「本土」から来る人は「異物」なのかしら。


BOOKデータベースに書かれてるほど熱い話でもなく、
静かな話なんだけど、この静かさが決して嫌いではないです。
時に心が動いたり、ゆすぶられたり、そんな心理だったり葛藤だったり。
普段、私が好む本とは全然タイプの違う本でしたが、
たまにこういう静かに進む本を読むとちょっと気持ちが新鮮になります。


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20:36  |  井上荒野  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

不倫や、濃厚な大人の恋愛事情の話はあまり好んで読まないんですが、どうしようもなく禁断の恋に落ちてゆく過程の物語って、なんだか惹かれます。
・・・そんな感じの物語でしょうか。

そういえば、受賞作を意識して読んだことはないんですが、賞によって、特徴があるものなんでしょうか(すいません、知らなくて)
lime |  2013年06月25日(火) 08:31 |  URL |  【コメント編集】

●>limeさん。

直木賞は「大衆文学」で、芥川賞は「純文学」
そして私の大好きな乱歩賞は「推理小説」でーす。
ミステリー好きの私なので、乱歩賞が好きなのです。

ってことで、大衆文学のこちらの作品でしたが・・・
BOOKデータベースの人「違う本読んだ?」と言いたくなるくらい
そんな激しくもなんともなかったですよー。
なんだろう?一体・・・?
「ちょっと脇を見てただけです」くらいでした(笑)
igaiga |  2013年06月25日(火) 14:35 |  URL |  【コメント編集】

私ね、この浮気相手?の方に全く魅力を感じなかったんですよねぇ。
旦那さんの方がずっと良い人だと思いました。

確かに激しくは無かったですが、ちょっと気味悪く無かったですか?
なんかみんな腹黒い気がして。
っていうか、井上荒野っていつも誰かが腹黒い・・・。
マイ |  2013年06月26日(水) 16:05 |  URL |  【コメント編集】

●>マイさん。

浮気相手でもないですよねー。
なんですかね。
ただちょっと横目で見てたくらいの相手のような・・・

旦那様いいですよね。
こういう広く大きいゆったりとした旦那様はステキです。
カッコいいなーなんて思っちゃいました(´∀`)
igaiga |  2013年06月27日(木) 08:18 |  URL |  【コメント編集】

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