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2013.03.19 (Tue)

「落下する花」 太田忠司



落下する花 太田忠司

月読ーそれは、人が亡くなると現れる“月導”に込められた死者の最期の思いを読み取る特殊能力者だ。投身自殺した女子大生の月導に残されていた殺人の告白。それは若者たちの錯綜する思いが招いた悲劇だったー。表題作など4篇収録。月読・朔夜一心が活躍する傑作ファンタジック・ミステリー。(BOOKデータベースより)

【目次】
落下する花/溶けない水/般若の涙/そこにない手


本家「月読」がイマイチだったのですが、
一転してこれはとても面白かった~(・∀・)

とりあえず、あの不思議な設定を理解していたのでとても面白く読みました。
しかも朔夜以外の登場人物の人間臭いこと!
そこら辺がどこか現実感のない朔夜とマッチしている気がしました。
「月読」を朔夜1人にしたのもあって分かりやすかったし、
この作者さんの文章は元々読みやすいのかサクサクっと進んじゃいます。

人が死ぬときに現れる「月導」
形だったり、匂いだったり、感覚だったりいろいろあるみたいです。
短編にすると結構いいね。
多分、人が死ぬ本当に間際って全然関係ないこととか考えてるんだろうなと思ったり。
「○○食べたい」とか思いながら死ぬんだろうな~>わたし(^^;)

ラストの「そこにない手」では前作「月読」に登場していた河井も登場。
うん。面白い。
この設定を自分の中に吸収するとこの物語はとても楽しめます。
色々なバリエーションがあるのでいくらでも話しが作れそう(^^)

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