igaigaの徒然読書ブログ

読んだ本の感想を気ままに書く読書ブログ。時々映画鑑賞。
月別アーカイブ  [ 2020年11月 ] 

「静おばあちゃんと要介護探偵」 中山七里



静おばあちゃんと要介護探偵 中山七里

大学でオブジェが爆発し、中から遺体を発見。詐欺師を懲らしめるため2人は立ち上がった。父が認知症で悩む男性の相談に乗ったら…。同級生が密室で死亡。事故か、他殺か、自殺か。高層ビルから鉄骨が落下、外国人労働者が被害に。『さよならドビュッシー』でおなじみ、玄太郎おじいちゃん登場。介護、投資詐欺、外国人労働者…難事件を老老コンビがズバッと解決!日本で20番目の女性裁判官で、80歳となった今も信望が厚い高遠寺静。お上や権威が大嫌いな中部経済界の怪物、香月玄太郎。2人が挑む5つの事件。

【目次】(「BOOK」データベースより)
二人で探偵を/鳩の中の猫/邪悪の家/菅田荘の怪事件/白昼の悪童


静おばあちゃんは知ってたけど、玄太郎も初出ではなかったのか。
そうか・・・後で読もう。要介護探偵モノ。

しかし、こういう暴走老人は・・・正直、身内にいてほしくない。
人の話だから笑って読めるんであって、
それはまさしく、「寅さん」にも通じる。
寅さんも人の家の話だから笑えるんであって、
自分の家だったらたまらなくイヤ。

そういう雰囲気を醸しだす玄太郎。
まぁ言ってることは正しいけどね。
そういう意味ではたまに痛快ではあるけれど、
介護士みち子さんの立場になったら・・・
いや・・・あの人はすでに達観の域に来ているんだろうな。

でもって、12か月連続の次のがまたこの2人のシリーズ
らしいのでちょっと楽しみです。

玄太郎、御年70歳の苦手な人が、自分より年上の女性ってことで
何かあるとすぐに静も駆り出されてしまうのが、静的にもメーワク
だろうな(笑)
しかも静はこういう性格だしなぁ。