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2020.03.29 (Sun)

「屋根裏の美少年」 西尾維新



屋根裏の美少年 西尾維新

晴れて美少年探偵団の新メンバーになった「美観のマユミ」こと瞳島眉美。団長・双頭院学の召集により美術室兼探偵団事務所の改装を手伝うはめになる。しかし、天井裏から発見された三十三枚の絵のおかげで作業は一時中断。描いた主も分からない奇妙な絵画は七年前に学園で発生した不可能誘拐事件に結びつき…?美しい事件に、より美しい解決をもたらす美少年シリーズ第三作!

今回はインドアな事件というか、インドアな内容でした。

消えた絵の真相っていうか、絵そのものが消えたのではなくて、
絵に描かれていた人物が消えたのです。
それも、ものすごく大きいサイズの絵。
でも、読んでしまえばそういうトリックは可能であり、
割と普通かと。

それを、まぁこの美少年探偵団があーだこーだと言って解決
するんだけれど、今回探偵団解決したかな??
という、多少「?」はつく。

そういえばその前に、有名な絵の人物だけ取り除かれた絵が33枚
見つかって、そこに「モナ・リザがない!」と言ってたんだけど、
モナ・リザの人物を除いた絵ってどういう感じになるのかな??
「これは、モナ・リザの人物がない絵だ」とかわかるものなのか??
わたしには無理だ。
07:29  |  西尾維新  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.03.28 (Sat)

「笑え、シャイロック」 中山七里



笑え、シャイロック 中山七里

帝都第一銀行に入行し、都内の大型店舗に配属が決まった結城。そこはリーマン・ショック後に焦げついた債権の取り立て部署、上司となるのは伝説の債権回収マンとして悪名高い山賀だった。百戦錬磨の山賀の背中を見ながら、地上げ屋、新興宗教、ベンチャー企業など、回収不可能とされた案件に次々と着手せざるを得ない結城。そんなある日、山賀が刺殺体で見つかる。どうやら帝都第一銀行の闇を山賀が握っていたようなのだー。“どんでん返しの帝王”が放つ、ノンストップ・金融ミステリー!

ちょっと上手くいきすぎ感が・・・

不良債権、それもかなり焦げ付き気味の物件の債権回収をすることになった結城。
先輩の山賀がかなり出来る人で、もうそれこそ百戦錬磨って感じ。

結城も山賀の背中を見て勉強中だったのに・・・
ある時突然山賀が死体で発見されちゃって!
山賀の仕事もすべて自分がやることに。
その中から、誰が山賀を殺したのか。
そちらのほうも調べることに。

ただ、どんでん返しは弱かったなぁ。
諏訪レベルだったら驚いたけど(笑)
そういうことはなかった。

しかし、そうねぇ、どこにも一発逆転の返済プランなんて
ないよー。絶対ないよー。
絵をオークションにかけたのは面白かったけど、
それもまた小説(フィクション)だからなせる業です。
16:28  |  中山七里  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.03.26 (Thu)

「代償」 伊岡瞬



代償 伊岡瞬

平凡な家庭で育った小学生の圭輔は、ある不幸な事故をきっかけに、遠縁で同学年の達也と暮らすことに。運命は一転、過酷な思春期を送った圭輔は、長じて弁護士となるが、逮捕された達也から依頼が舞い込む。「私は無実の罪で逮捕されました。どうか、お願いです。私の弁護をしていただけないでしょうか」。裁判を弄ぶ達也、巧妙に仕組まれた罠。追いつめられた圭輔は、この悪に対峙できるのか?衝撃と断罪のサスペンスミステリ。

面白い本を読みました。
でも、途中までは読み進めるの結構辛くて。
というのも、圭輔が気の毒すぎるの。
火事で、両親が死んでしまって、その前から自分の家に出入りしていた
達也と道子の親子の存在が不気味で。
それで、達也は小学生のくせに圭輔の母親を性的な目で見てとか、
それ以外にも気持ち悪い描写とかもあったんだけど。

そして、大人になり、圭輔は達也と再会することになるんだけれど、
達也みたいな悪人と対峙するには、圭輔みたいなのは1人では無理で。
同級生だった寿人と一緒に立ち向かうワケです。

もう、途中から止まらなくなります。
どうなるんだろう?
達也は報いを受けるのか。とか、気になりますが、
火事の件ももう少しハッキリわかるのかなと期待してましたが、
そこまでではなかった。残念。
09:00  |  伊岡瞬  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.03.23 (Mon)

「夢の迷い路」 西澤保彦



夢の迷い路 西澤保彦

あるきっかけで、同級生のエミールが気になって仕方がないユッキー。彼女の気を惹きたいのと、ひとりでは手に余るのとで、おそるおそる、声をかけた。「ダイイングメッセージって判る?相談に乗ってもらえないかなあ、と思って」ふたりは、失われた事件の道筋を辿りなおして、真相に到達することができるのか?事件は20世紀に起こった。時を経て、21世紀の彼女たちが驚くべき真相に辿りつく。記憶違いと忘却で、こんがらがった謎をほぐす、追憶と慕情の本格ミステリー。

【目次】
ライフ・コズメティック/アリバイのワイン/埋没のシナリオ/夢の迷い路


「さよならは明日の約束」の続編らしいのですが、
3年前のことなのでやっぱりすっかり忘れてました。

言われても「へえ・・・」としか思わなかったので、西澤作品の中では
インパクトが弱いシリーズだったかもしれない。

この中では「埋没のシナリオ」が好きです。
先の2つは少し話がややこしく感じましたせいか、
この話は分かりやすかった。
でも、心理的にはなんというか、偶然のたまものもありの、
「えぇーーー!?」という感じはしましたけれど(笑)
どんなタイミングなんだ(^-^;)

ラストの話は、「さよならは明日の約束」につながる話らしいのですが、
覚えてないのでどうにもならない(T_T)
13:58  |  西澤保彦  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.03.19 (Thu)

「W県警の悲劇」 葉真中顕



W県警の悲劇 葉真中顕

警察官であるより前に、一人の人間として、常に正しくありたいんだよー「警察官の鑑」と誰からも尊敬されていた熊倉警部。W県警初の女性警視へと登りつめた松永菜穂子は、彼にある極秘任務を与えていた。その最中の、突然死。事故かそれとも…。事故として処理したい菜穂子の胸中を知ってか知らずか、熊倉警部の娘が事件現場についてあることを思い出すー。前代未聞の警察小説

連作短編みたいな感じかな。
「犬か!」というような話も1つありましたが、
松永菜穂子がどこかに登場するような感じで、
そいでもって、ラストに松永がメインで登場する。

でもって、最初の話に登場した人が出てこないなぁ。
アクが強いからもう少し登場しそうなものなのに・・・
と、思っていたらやっぱりラスト登場した。

ってことで、最初と最後の話が好きかも。

ユーチューバーが登場した話にはうんざりした。
っていうか、こういうのリアルにあるよね。
この本は2019年1月に発売されたようですが、
当時はそういうの多かったかな。
だからこそ、内容にも入れた???
14:37  |  葉真中顕  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.03.18 (Wed)

「いい加減な夜食 4」 秋川滝美



いい加減な夜食 秋川滝美

新たなメンバーも増え、ますます賑やかになった原島邸。総裁・俊紀の妻にして、元夜食係の佳乃も充実した日々を送っていた。そんなある日、原島邸に飲酒運転の車が突っ込む事故が発生。それをきっかけに、佳乃は飲酒運転による事故を減らせないかと考える。ちょうど高校の同級生が政治家となって飲酒運転撲滅を提唱していることを知り、同窓会でその彼と再会。だが、なんと彼から告白されて!?一方、俊紀のもとにも不穏な女性の存在がちらつき…

【目次】
いい加減な夜食4/書き下ろし番外編 いい加減な刺激


飲酒運転撲滅云々は置いておいて、
佳乃の産休中に、女性秘書が登場して、そしてその秘書が
佳乃を復職させないようにあれやこれやと仕組んでたのは
面白かった。

仕事を失うという以外にも、自分はあわよくば俊紀と・・・なんて
思ってしまう、デキる女性ならではの勘違いのなせる業。
気の毒で泣きそうになりました(笑)

そのシーンは今回面白かったなぁ。
飲酒運転撲滅云々は、一朝一夕にはできない問題だとは思います。
もう、イタチごっこみたいな感じだよね。
でも、無くなるといいなとは思います。
05:00  |  秋川滝美  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.03.17 (Tue)

こんな時期ですが東京へ行ってきました。

東京に住んでる叔父が亡くなりまして。
「コロナ」「コロナ」騒いでいる時期に亡くなるとは、
こんなところまで、叔父さんというか、安定しているというか
流石というか、開いた口がふさがらないというか(笑)

でも、近い親戚であるし、叔父は何回も我が家に来たことは
あれども(自分の実家だし)、叔母には会ったことがなかったので
今回は私も会社休んで同行しました。

15日の夜に夜行バスで行き、16日の朝に到着。

DSC_0037.jpg

その後、親戚の家に行き、葬式→火葬&会食→解散。
まぁ高齢というのもあり、簡素なのでしょうかね??
東京スタイルは分からないけれど。
こちらとは火葬と葬式の順番が違うのはまぁ知ってましたが、
火葬中に会食!?(こちらは火葬してお骨にしてから葬式、その後会食)
合理的といえば合理的なのでしょうが。

でも、普段会うことのない東京の(ダンナの)従妹さんたちに
会えたことは嬉しかったです。

DSC_0041.jpg


DSC_0042.jpg


帰りは新幹線。
やっぱり空いてるんだな。
平日ということもありますが、空いてました。
グースカ寝てきました(笑)

そして、秋田駅から自宅まで乗った電車がまさかのディーゼル車。

DSC_0046.jpg

なんだろう。
自分の存在主張がものすごく激しい。
音が・・・。ディーゼルだからね。

で、帰宅して風呂入って寝たと思ったら会社~。
強行スケジュールでしたが、まぁ充実してました。

これで思ったのが、15日の夜にも秋田市で呑んだんだけど、
神経質なくらいの自粛は辞めようかなと。
東京でもマスクしないで電車乗ってる人も少なくなかったし。
いや・・・驚いたけど。
確かにクラスターと呼ばれる密室とかにいない限りは
楽しんでもいいんじゃないかなと。
東京にちらりほらり咲いている桜を見て思いました。

で、地元に降りて雪積もってるのに驚いた(笑)
なんで雪??いつの間に???

そういえば、驚いたこともう1つなんですが、
東京駅から、京浜東北線に乗って親戚の家に向かう途中
「女性専用車両」というのがあって、それに普通に男性も半分
乗ってたんですよね。
でも、ハッキリ「女性専用車両」って書いてて・・・
そのシステム無くなったのかな?
無くなったんだったら剥がせばいいのに・・。
と、思いましたが。ちょっと不思議でした。



08:45  |  お出かけ  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)  |  EDIT  |  Top↑

2020.03.11 (Wed)

「ロスト・ケア」 葉真中顕



ロスト・ケア 葉真中顕

戦後犯罪史に残る凶悪犯に降された死刑判決。その報を知ったとき、正義を信じる検察官・大友の耳の奥に響く痛ましい叫びー悔い改めろ!介護現場に溢れる悲鳴、社会システムがもたらす歪み、善悪の意味…。現代を生きる誰しもが逃れられないテーマに、圧倒的リアリティと緻密な構成力で迫る!全選考委員絶賛のもと放たれた、日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。

とても身近な問題でした。
大友さんの言っていることなんて綺麗事もいいとこ。

検事ってことで、お金もあるだろうし、有料の老人ホームに入れておいて
あとは知らんぷりもできる。
でも、すべての人たちがそういう事が出来るわけでもなく。
また、たとえお金があったとしても、老人ホームに「空き」が出ないと
入所できない。
そうしているうちに、親の認知症がどんどんと進んでいって・・・

という。

分かるーーーーーーーーー。
洋子の気持ちとか手に取るようにわかる(笑)

今年、私がもらった年賀はがきに
「親の介護始まりました」
みたいな文面がわりに多く(笑)
そうだよね。そういう歳だよね!!
なんて、正月早々届いたハガキに相づち打ったりして。
私も「それ」には現在進行形で直面しているし。
何が発達しているのか知らないけれど、
妙に長生きしているし(^-^;)

確かに「殺人」は悪だけれど、その「殺人」によって
救われる人もいるという昨今。
相手が人間であるというのは難しいものです。
13:58  |  葉真中顕  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.03.10 (Tue)

「放課後音楽室」 麻沢奏

放課後音楽室

放課後音楽室 麻沢奏

幼い頃から勉強はトップクラス、ピアノのコンクールでは何度も入賞を果たすなど“絶対優等生”であり続ける高2の理穂子。彼女は、間もなく取り壊しになる旧音楽室で、コンクールに向けピアノの練習を始めることにした。そこへ不意に現れたのが、謎の転校生・相良。自由でしなやかな感性を持つ彼に、自分の旋律を「表面的」と酷評されるも、以来、理穂子の中で何かが変わっていく―。相良が抱える切ない過去、恋が生まれる瑞々しい日々に胸が熱くなる!

※アフィリの写真がないので、写真にてお送りしております(めんどーっ (;つД`))

この方の書く作品はどれも、多少親に問題があるようで・・・
まぁいいのかもしれないけれど、押さえつけるような親の存在がなんというか不愉快ではあります。

で、多少いじけ気味(?)の女子が生き生きとしている(????)男子生徒と関わり、
話をするうちに仲良くなり、恋心を持つけれど、生き生きとしている男子生徒な
もので、多少ライバルもいるが・・・云々・・・

という、いわば「王道!」かと(笑)

それにしても、相良くんも優しいよね。
理穂子みたいな素直じゃない女の子に広い心で・・・ねぇ。

とりあえずはこじらせすぎてすべてを台無しにさせなくて
良かったです。ただそれだけ。
そのくらいこじらせていたので。
08:43  |  その他あ行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.03.08 (Sun)

「このミステリーがひどい!」 小谷野敦



このミステリーがひどい! 小谷野敦

40年以上に及ぶ推理小説渉猟の結論。古典から最新刊まで、正直すぎる「名作」案内。

【目次】
第1章 いかにして私は推理小説嫌いとなったか/第2章 素晴らしき哉、『ロートレック荘事件』/第3章 「旧本格」の黄昏と古典化/第4章 松本清張、長編はあかんかった/第5章 SF「小説」は必要なのか?/第6章 ああ、愛しのバカミス/第7章 人気作家はどのような人たちなのだろうか


平たく言えば、エッセイですね。
最近のミステリーは・・・と、いう感じでしょうか?

この本を読んで驚いたのは犯人バラしてるがな・・・( ̄▽ ̄;)

すごいな。この本。

私も読んでる方なので、犯人を知っているからか驚きましたが。
おい・・・
と、脳内でつぶやきました。

この方にかかると、横山秀夫の「64」はバカミスになります。
まぁ・・・確かに指摘されたところを読む限りではそうかもね・・・

松本清張は読んだことないのですが、長編はダメらしい。
中編・短編は面白いみたい。

こんな感じで、すべてにおいてボロクソ&ミソクソに言うワケでもなく
面白かったものは面白いと言うのでまた面白い。
でも、読書なんていうのは人の感想だし、100人が100人同じ本を
読んで「面白い」と思うワケもないし。

そういう意味ではこの方の感想だよね。
という、感想です。
08:00  |  その他か行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑
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