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2020.02.29 (Sat)

「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」 志駕晃



スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼 志駕晃

神奈川県警生活安全サイバー犯罪対策課の桐野良一はあるPCから、死体で見つかった女の情報を探っていた。そのPCは、「丹沢山中連続殺人事件」の犯人のものだった。秘密を探るうち、犯人は桐野にある取引を持ちかけー。その頃、巨額の仮想通貨流出事件が発生。セキュリティ会社で働く美乃里のもとに、ハッカーらしき男からコンタクトがあり…。情報化社会の恐怖を描くサイバー・サスペンス!

ちょうど、今映画でやっている話です。

中身としては前作の方が好み。
スマホを落としてしまったゆえに、その人の彼女に被害が出てくる。
そんな身近な事件に「フェイスブックなんてするもんじゃない」と
固く心に誓ったのは何年前だったか。
(フェイスブックはやったことないけど)

今回は、その時の犯人が事件の解決に協力するという展開です。
目には目を クラッカーにはクラッカーを。

そういうのもあって、多少「対岸の火事」的に読みました。
これは・・・自分としてはあまりリアルじゃないなぁ。
フリーWi-Fiは怖いというのはわかったけれど、
家と会社にWi-Fiがあるので出かけた先でスマホ使ったり
してないしなぁ。

しかし、この話はどうやら続くらしく、3作目には今回の伏線らしき
箇所もあるとか。
そういわれると読みたくなるんだよね。
08:30  |  その他さ行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.02.27 (Thu)

「ぼくときみの半径にだけ届く魔法」 七月隆文



ぼくときみの半径にだけ届く魔法 七月隆文

売れない若手カメラマンの仁はある日、窓辺に立つ美しい少女を偶然撮影する。少女の名は陽。難病で家から出られない彼女は、白い部屋の壁に風景の写真を映して眺める日々を送っていた。「外の写真を撮ってきて頂けませんか?」陽の依頼を受け、仁は様々な景色を撮って届けることになる。それは運命の出会い。ふたりの人生が奇跡のように変わり始める瞬間だったー。光で描く、心震えるラブストーリー。

病気を安易に使いすぎかなぁ。と、思いました。
病気を理由にあーだこーだすると物語としては
作りやすいのかもしれないけれど、
なんだかなぁーと。思いました。

それでもって、病気がアレなもので、
良くなるも悪くなるも自分の「気持ち」次第
というのは、読んでて納得いかないものがあります。

陽のような病気ももしかしたら、今の世の中
珍しいものではないかもしれませんが、
昭和に生まれた私にとって、
これは言い訳じゃないのか?と、思う箇所も
ありました(^_^;)
08:14  |  その他な行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.02.25 (Tue)

「ケイトが恐れるすべて」 ピーター・スワンソン



ケイトが恐れるすべて ピーター・スワンソン

ロンドンに住むケイトは、又従兄のコービンと住居を交換し、半年間ボストンのアパートメントで暮らすことにする。だが新居に到着した翌日、隣室の女性の死体が発見される。女性の友人と名乗る男や向かいの棟の住人は、彼女とコービンは恋人同士だが周囲には秘密にしていたといい、コービンはケイトに女性との関係を否定する。嘘をついているのは誰なのか?想像を絶する衝撃作!

はじめましての作家さんです。
創元推理文庫ですが、読みやすかったな。
創元推理文庫の海外ものっていつも時間かかるので(^^;)

海外では住居交換とかあるんですかね。
又従兄とはいえ、私からするとほとんど他人。
しかも、男と女だし。
お互いにメリットがあったから交換したのでしょうが。
しかも、親の勧めでもあって。

意外と広く住みやすいコービンの住居。
しかし、自分の描いたスケッチブックの肖像画の目元が
なんか違和感があるな。
この人こういう顔だったかしら?私の勘違い?

なんて、思っていたら、それは勘違いではなくて
真実がわかったときに、それ以前の殺人事件とか
そういうのも吹っ飛ぶくらい気持ち悪かった。
「うわ。最悪」

本当にねー。これはキツい。
解説にもあったけれど「ガス燈」を思い出しました。
そういう気持ち悪さはあります。

だからこそ面白く読めたな。
同じ作者が書いている「そしてミランダを殺す」が割と評判がいい
みたいなのでそちらも読みたいです。
海外のミステリーは日本と習慣が違うことが多いので
読んでると結構面白いんだよね
07:06  |  海外小説  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.02.24 (Mon)

映画「1917 命をかけた伝令」を観ました。



私のダンナが戦争映画好きで、見たいってことだったのですが、
普段行く映画館では放映してなくて、そういうことで、
初のTOHO映画館にての鑑賞でした。

いつもと勝手が違うのでチケット買うだけで苦労しました(^-^;)


映画ですが、まぁ私は元々戦争映画苦手なので苦手だったなと。
(戦争映画ってほとんどが救いのない内容なので、見てて辛いんです)

主人公と思ってた人が、途中でフェイドアウトしまして。
バディだと思ってた人がフェイドアウトした人に代わって一人で伝令を伝えに行くんだけれど・・・

予備知識もなく、上映時間もわからず、というくらい「旦那のためにつきやってやるか」程度の気持ちだったので、
見終わってから「全編ワンカット(風)」と知りました。
そういわれるとそうなのか。

まぁ実際ワンカットで撮れるわけもないでしょうが、
そういうのがリアリティ出てくるのかな。

わたしはネズミが地球の生き物の中で一番嫌いですが、
どでかいネズミが登場した時には本当にうんざりしました。
で、ダンナはダンナで閉所恐怖症とのことで、
ドイツ軍が仕掛けた罠が発動して、爆発して閉じ込められそうに
なったときに、気持ち悪くなって出ていこうとしてたとか(^^;)

時代も1917年の第一次世界大戦だし、別の部隊に伝令を
伝えるにも手段がなくて、こういう方法しかないのかと。
それを思うと現代に生きてる私たちは楽してるのかなと。

12:16  |  映画鑑賞  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.02.22 (Sat)

「サイレンス」 秋吉理香子



サイレンス 秋吉理香子

深雪は婚約者の俊亜貴を連れ故郷の雪之島を訪れる。結婚をしてありふれた幸せを手にいれるはずだった。ところが祝宴の席で深雪は思いもよらないことを島民たちから知らされ、状況は一変する。やがて俊亜貴は行方不明に…。この島、何かがおかしいー。人間の奥底にある執着心と狂気を描いた傑作サスペンス。

解説が澤村伊智さんなんだけれど、澤村さんが書いてある通り、
ラストわざとボカしているんだよね。
この話の場合はこれがかなり効いてて、想像すると怖くて楽しい。

彼氏を連れて無理やり結婚の約束をして実家の島に連れて行ったのだけれど、
東京モノである俊亜貴からすると信じられないオンパレード。
本家・別家のランクはあるわ、ただ挨拶するだけで、親戚一同登場するし、
しかも、島に戻ったら微妙に深雪の性格がキツくなってる??

先に島から出たという俊亜貴を追ってフェリーで島を出たい深雪
だけれど、フェリーが欠航になってしまい、なかなか戻ることができず。

そうしているうちに、勤め先からも不要扱いされ、そして年月が経ち、
俊亜貴のスマホがあるところから見つかる。

この先はホラー展開なんだけれど、別にどうとか書いてない。
書いてないから想像しちゃって・・・・うふ(〃ω〃)

視点が弥生という女の子に移り、弥生も東京の学校にいながら、
彼氏ができて「自分は絶対島には戻らない。東京で生活する」
なんて言うんだけど、その先が不穏。

並べちゃう??

なんて思ったりして。
05:00  |  秋吉理香子  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.02.21 (Fri)

「犬神館の殺人」 月原渉



犬神館の殺人 月原渉

その死体は、三重の密室の最奥に立っていた。異様な形で凍りついたまま…。そのとき犬神館では、奇怪な“犬の儀式”が行われていた。密室のすべての戸に、ギロチンが仕込まれ、儀式の参加者は自分の首を賭けて、“人間鍵”となる。鍵を開けるには、殺さねばならない。究極の密室論理。これは三年前に発生した事件の再現なのか。犯人からの不敵な挑戦状なのか。瞠目のミステリー。

密室がイメージしづらくて、わかりにくかったです。

まぁそんなこと言うと、すべてが分からなくなるんだけれど。
シズカが一番わからない。

たまに外国語言うし。
でも、このシリーズ1作目読んでないんだよね。
読んでないんだけれど、大丈夫かなーと思って。

元々、密室の謎とか、前作の首無し死体の謎とか、
謎を明かす本なので、そこだけピンポイントで
読むと面白いのですが、今回はひねりすぎのような
気がしました。

まぁシズカの謎は追々明かされるんだろうな。
シリーズ続けば。
05:00  |  その他た行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.02.20 (Thu)

「放課後図書室」 麻沢奏



放課後図書室 麻沢奏

君への想いを素直に伝えられたら、どんなに救われるだろうー。真面目でおとなしい果歩は、高2になると、無表情で掴みどころのない早瀬と図書委員になる。実はふたりは同じ中学で“付き合って”いた関係。しかし、それは噂だけで、本当は言葉すら交わしたことのない間柄だったが、果歩は密かに早瀬に想いを寄せていて…。ふたりきりの放課後の図書室、そこは静けさの中、切ない恋心が溢れだす場所。恋することの喜びと苦しさに、感涙必至の物語。

決して「感涙必死の物語」ではないけれど、
癒しにはなります(*´ω`*)

癒されたわ。今回も。
まぁ相変わらず漫画みたいな話ではありましたが、
疲れているときはこれが一番(笑)

早瀬がよーわからん人ではありましたが、
それも中学時代のアレがあったからこそ
ややこしいことになったのかな。

どうせだったら、果歩がまた走り出して、
それを早瀬が中学時代の未完成の絵に
描いて完成させてほしいところまで
いってほしかったなという思いはあります。
09:46  |  その他あ行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.02.17 (Mon)

「グランドシャトー」 高殿円



グランドシャトー 高殿円

昭和38年、大阪京橋のキャバレー「グランドシャトー」に流れ着いた家出少女ルーは、ナンバーワンの真珠の家に転がり込む。下町の長屋に住み、ささやかな日常を大切にして暮らす真珠を家族のように慕いながらも、彼女に秘密の多いことが気になるルー。そんな中、人を楽しませる才によって店の人気者となったルーのアイデアが苦境のグランドシャトーに人を呼ぶがー。導かれるように出会ったルーと真珠。昭和から平成へ、30年の物語。

このまま↑の内容で、とても面白かったんだけれど、
キャバレーってまぁ無縁の世界ですね。
そういう意味でも面白く読みました。
スナックとかキャバクラと何が違うのかとか。
全く疎いのですが、実際に京橋のキャバレーの歌も
あるんだ。この歌実在したんだ。

ルーはホステスよりも絶対にプロデューサーのほうが
合ってると思うけれど、いちホステスでいたかったルー。

そして真珠ねえさんと一緒に暮らしていましたが、
真珠ねえさんの穏やかで質素な生活がルーにも
とても合ってたようで2人で暮らしていけたのは
お互いにとって幸せだったよなぁ。

真珠のお金がどこに行ったのか不思議で仕方なかった
ルーですが、真珠の死後とともにそれがわかる。
こんな人もいたのかと。

面白く読みました。
05:16  |  高殿円  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.02.12 (Wed)

「放課後美術室」 麻沢奏



放課後美術室 麻沢奏

「私には色がないー」高校に入学した沙希は、母に言われるがまま勉強漬けの毎日を送っていた。そんな中、中学の時に見た絵に心奪われ、ファンになった“桐谷遙”という先輩を探しに美術室へ行くと、チャラく、つかみどころのない男がいた。沙希は母に内緒で美術部に仮入部するが、やがて彼こそが“桐谷遙”だと知ってー。出会ったことで、ゆっくりと変わっていく沙希と遙。この恋に、きっと誰もが救われる。

ちょっと今、仕事でバタバタしてまして、難しい本を読みたいんだけれど
読めるのはこんな感じのほんわかした本ばかりです(笑)

いやぁー癒されるわ。

湊かなえさんの本に出てきそうな、母親も登場しますが、
それ以外は少女マンガ的な話です。
そういえば、ちょっとしか登場しなかったお父さん、
とてもいいお父さんだったなぁー。

先輩ではなく、「先輩の絵」のファンの沙希は美術部に仮入部した
ものの、遥という名前から女性を想像してたら男だったっていう。

そこからはありがちな恋愛もの(←ベタ好きだから問題なし)
先輩のややこしすぎる性格がどうよ。っては思ったけれど(笑)

こういう本って癒しにはなるけれど、
具体的な感想って難しいね。
08:56  |  その他あ行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2020.02.10 (Mon)

「リメンバー」 五十嵐貴久



リメンバー 五十嵐貴久

バラバラ死体をビニール袋に詰めて川に捨てていた女が、都内で現行犯逮捕された。フリーの記者で、二十年前の「雨宮リカ事件」を調べていたという。模倣犯か、それともリカの心理が感染した!?精神鑑定を担当した立原教授の周りでは異常かつ凄惨な殺人が続発する。現場付近で目撃された長い黒髪の女は何者なのか?リカの闇が渦巻く、戦慄の第五弾!

リカが「リング」みたいになってるw

元々単発だったはずの「リカ」が時代ともに「リカの気持ちがわかる」「リカになりそうで怖い」なんていう感想がSNSにあげられたのを作家の五十嵐さんが興味深く読んだのがこの話のキッカケなんだろうな。

明らかに「リカ」なのに、犯人はフリーライターの女性で。
ただ、言ってることとやってることは「リカ」
リカはもっとやることが強烈だけどね。

リカと言ったら悪臭。
最初はそうでもなかったこの悪臭ポイントが、話が進むとともに
臭みが強烈になってきてるなぁ。

今までは「腋臭」レベルのにおいだったのに、
今回の表現は、温めた酢に腐った卵をどうのこうのって
書いてたけれど、硫黄??
硫黄プラス温めた酢??

とりあえず卵を腐らせた経験がないのでなんとも。

このシリーズはまた進むようですし、リカの消息も分かりませんが、
永遠の28歳のリカの今後、もしくは過去の話になるようです。

過去かぁ。
一体何人の人を手にかけたんだろう。
07:04  |  五十嵐貴久  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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