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2019.03.29 (Fri)

「がらくた屋と月の夜話」 谷瑞穂



がらくた屋と月の夜話 谷瑞穂

仕事も恋も上手くいかないつき子は、ある晩、ガラクタばかりの骨董品屋に迷い込む。そこは古道具に秘められた“物語”を売る店だった。未亡人を未来へと導いた時刻表、母と娘の拗れた関係を解いたレース、居場所のない少女に特等席を与えた椅子…。人生の落し物を探して、今日も訳ありのお客が訪れる。つき子もまた、ある指輪を探していた。

【目次】(「BOOK」データベースより)
タイムテーブル/白い糸のジュエリー/特等席の彼女/未来からのドッグタグ/夜のトワエモア/角ウサギの夢


ファンタジー系だった(+_+)←苦手

でも主人公が大人だったので受け入れられたかなぁ。
ビールを美味しく飲む主人公。
おぉ・・・なんか現実っぽくて好きだ。

そしてお人よしというか、おめでたい性分で・・・
明らかに詐欺にあってるのに、自分への戒めなのか騙された指輪を
しっかりと持っている。
っていうか、無くしてしまったので、河嶋さんの骨董屋さんを片付けながら探す。

骨董品・・・

全く興味ないなぁー。
多分、私はこの店に行っても買うものがない。
なので、きっと物語もない。
つまらない女なのかもしれない(笑)

でも、子供のころだったらあったかなぁ。
物への執着。
大切で大切で・・・

(-_-;)

見当たらない。
天地くんもかなり屈折した人間なので、この人といい関係を持つのは結構大変かもしれない。
つき子みたいなタイプがいいのかも。
14:33  |  その他た行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.03.28 (Thu)

「インジョーカー」 深町秋生



インジョーカー 深町秋生

躊躇なく被疑者を殴り、同僚にカネを低利で貸し付けて飼いならし、暴力団や中国マフィアと手を結ぶー。その美貌からは想像もつかない手法で数々の難事件を解決してきた警視庁上野署組織犯罪対策課の八神瑛子が、外国人技能実習生の犯罪に直面する。日本の企業で使い捨ての境遇を受けたベトナム人とネパール人が、暴力団から七千万円を奪ったのだ。だが、瑛子は夫を殺した犯人を突き止めて以来、刑事としての目的を見失っていた。そんな彼女に監察の手が伸びる。刑事生命が絶たれる危機。それでも瑛子は事件の闇を暴くことができるのか。「このまま、お前も堕ちていくのか?」

久々の八神瑛子シリーズ。
好きなんだよねぇー。
これ読むと姫川玲子がかわいく見えるっていう。

人事一課に目を付けられ、監察対象になってしまうものの、その監察(公安)の須藤の葛藤やためらいがあるんです。
これがまた今回の読みどころなんだよね。
不正には決して屈せず、万年ヒラ刑事のまま退職した自分の父親と重ね、迷いが生じる。
認知症になったお父さんとの会話にボロ泣きしました。
わたし、こういうの弱い(T_T)(T_T)(T_T)

読書メーターで「甲斐が」「甲斐が」と書かれてますが、甲斐より須藤父(T_T)
でも、この本も再読したくなったなぁー。

富永どんなキャラだったっけ??
前作思い出せないけれど、今回いい味だしてた。
自分の過去記事読んだけど、毎回いい味出してるらしい。
思い出すべく再読だわねー。
7年も前だし。

ただ悲しいのは八神瑛子が強すぎて乱闘シーンがあっという間に終わることくらいです(・ω・)
13:34  |  深町秋生  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.03.27 (Wed)

「ドラゴンフライ」 河合莞爾



ドラゴンフライ 河合莞爾

多摩川の河川敷で臓器を抜き取られた猟奇死体が発見された。警視庁捜査第一課の警部補・鏑木率いる4人の特別捜査班は、現場に残されたトンボのネックレスを手掛かりに群馬県の奥地の村へ向かう。やがて被害者は村出身の青年・遊介と判明。20年前に起きた夫婦殺害、ダム建設反対運動、巨大トンボ伝説など、事件との関連が次々と明らかになり混迷を極めていく。鏑木班は遊介の幼馴染みである泉美と建のふたりに事情を聴くが…。

鏑木班シリーズ2作目。
お気に入りシリーズです。

ラスト、もう少ししっかり締めてほしかったデス。
ぼやーんとした終わり方でちょっと残念。

でも、目が見えないヒロインという設定を生かした話でした。
面白かった。
盲目の人をナメてはいけないですね。
目が見えないということは、それ以上に視えるワケです。
騙したつもりでいたのに、騙されたふりをしていた。

あぁー。どっちもどっちで悲しい話だ。

鏑木班の捜査方法は当たって砕けろ系ではありましたが、
でもこの4人好きなんだよね。
もう1冊手元にあるので読みます。
09:22  |  河合莞爾  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.03.26 (Tue)

「硝子の太陽 N」 誉田哲也



硝子の太陽 誉田哲也

沖縄での活動家死亡事故を機に「反米軍基地」デモが全国で激化した二月、新宿署の東弘樹警部補は「左翼の親玉」を取り調べることに。その直後、異様な覆面集団による滅多刺し事件が起こる。被害者は歌舞伎町セブンにとってかけがえのない男。社会に蔓延る悪意の連鎖を断ち切るべく、東とセブンの共闘が始まる!

歌舞伎町セブンの世界を知るための再読も終盤戦です。
(ゲノムももう1回読むつもり)

序盤でいきなり「上岡が殺された」となるんだけどねぇ。
上岡=セブンのメンバーなのです。
本職はフリーライターなので、セブンが原因で殺されたのか、フリーライターがらみで殺されたのか、セブンのメンバーは混乱します。

結果としてはセブンは無関係の悲しい死ではあるのですが、セブンが立ち上がります。
しかし、基本タダでは働かない(=殺さない)のでどこからかお金・・・と思ったら上岡が遺したお金があった。

刑事の小川もまたセブンのメンバーなのですが、仲間の上岡が殺された。
やっぱり動揺は隠せず、東に不審がられます。

今回は姫川(硝子の太陽Rのほう)と東の絡みもあるので、セブン関係の箇所が出てるところはRも読みました。

国境事変の川尻さんが本職復帰してたのも何気にうれしくて。
まぁなんだかんだで陣内=セブンに協力した東です。
もしかして、いつか東もセブンのメンバーになるのか??
いやいや、ミサキとの因縁があるからそれはないだろ。
第一、この人芯から刑事だし。
と、思いながらも今回は協力してたよな。
05:47  |  誉田哲也  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.03.25 (Mon)

「ポストカプセル」 折原一



ポストカプセル 折原一

15年遅れで届いた手紙が、思いもよらない騒動を引き起こす!心温まるはずの善意の企画(?)の裏に、驚愕の真相が…!?

つくば万博の「ポストカプセル」を思い出しました。
若い人は知らないだろうな。
それこそ私、友人からもらってます。
友人もせっかくの企画・・・私じゃなくても。と思うけれど、
当時われらは中学生でした。
30歳で中学の友人からもらいましたよ(笑)
なんか笑ってしまって、連絡したのを覚えてます。

当時、信金の女性が誘拐されて殺されたっていう事件があったんだけど、
この女性がポストカプセルに手紙出したみたいで、亡くなってから手紙届いたんだよね。
それニュースでやってたのも記憶してます。

しかし!!
この本は違う。
仕組みは一緒ながら、送ったほうはそんな企画など知らない。
出してから途中で勝手に「ポストカプセル」行にされてしまう。
とんでもなく迷惑な話で、おかげで15年前に出された手紙が原因で
15年後にトラブルが起きたり起きなかったり。

折原さん久しぶりに読んだけど、相変わらず独特な雰囲気を持つ作家さんです。
連続して読むとおなか一杯になるので、たまに読んでみるのも楽しいかも。

08:43  |  折原一  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.03.22 (Fri)

「歌舞伎町ダムド」 誉田哲也



歌舞伎町ダムド 誉田哲也

日本列島を震撼させた「歌舞伎町封鎖事件」から七年。伝説となった犯罪者“ジウ”に自らを重ねる新たな怪物“ダムド”が現れた。吹き荒れる殺戮の嵐、再び動き出す「新世界秩序」の陰謀、新宿署の東弘樹警部補に迫る危険…謎の男と対峙するのは、アナーキーなダークヒーロー“歌舞伎町セブン”!

今回は謎の2人。
ミサキとジロウの正体が分かります。

名越和馬事件とか、思いっきりハングの続きじゃないの。
まぁ連続して読まないとすぐ忘れるけどね。

ミサキは偶然にも美咲の名前と同じになったけど、
ジロウも元上司の堀田次郎から取ってるんだよね。
名前。

いろいろ忘れてることも出てきたけど、
まさか「ニューミヤジ」が存在してたとはすっかり忘れてた。
そして門倉美咲も現役だった。
34歳。
普通に年取っていくんですねぇー。

今回はなぜか命を狙われることになった東警部補。
「歌舞伎町セブン」は東の命を守ろうとするも、
ニューミヤジに東の殺害命令をうけたミサキ。

いろいろと悩み自分の正体をジロウにつげる。
あぁーーー。この展開ものすごく好きだー。
この世界観にどっぷり浸かりたくなったので、
早々に硝子の太陽Nにいこうか。
05:51  |  誉田哲也  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.03.21 (Thu)

「歌舞伎町セブン」 誉田哲也



歌舞伎町セブン 誉田哲也

歌舞伎町の一角で町会長の死体が発見された。警察は病死と判断。だがその後も失踪者が続き、街は正体不明の企業によって蝕まれていく。そして不穏な空気と共に広まる謎の言葉「歌舞伎町セブン」…。『ジウ』の歌舞伎町封鎖事件から六年。再び迫る脅威から街を守るため、密かに立ち上がる者たちがいた。戦慄のダークヒーロー小説。

ようやくここまで来ました。
いやぁー再読かけてよかった。
この間ゲノム読んだときに、「市村って誰だっけ?」と思っちゃったんだけど、かなりキーパーソンだった。
酷い忘れ方だ。
最初に読んだときはただただミサキ=もしかして基子?という事しか気にならなくて、ジロウなんて米粒も気にしてないし。
何というか、続き物を続けて読む醍醐味を今味わってます(〃∇〃)
幸せだ。
本当に幸せだ。

内容は殺人ものなんだけど。
リュウが殺すと死体も綺麗みたいですが、ミサキとかそっち系がやっちゃうと後始末が大変だそうで(^^;)
しかし、すごいなぁ。
まさかのハングから登場人物が出るなんて。

そして東警部補。
ジウのときも警部補。
そして、帯には「ジウから6年」とありましたが、警部補。
かなり優秀な刑事という風に本に書いていたので、警部くらいにはなってんのかと思っていたらホだった。
うーん。
ここら辺何かあるのかとネットで「警察の階級」というので調べました。
多少気になります。
13:34  |  誉田哲也  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.03.20 (Wed)

「ドアを開けたら」 大崎梢



ドアを開けたら 大崎梢

鶴川佑作は横須賀のマンションに住む、独身の五十四歳。借りた雑誌を返すため、同じ階の住人・串本を訪ねた。だが、インターフォンを押しても返事がなく、鍵もかかっていない。心配になり家に上がると、来客があった痕跡を残して串本が事切れていた。翌日いっぱいまで遺体が発見されては困る事情を抱える佑作は、通報もせずに逃げ出すが、その様子を佐々木紘人と名乗る高校生に撮影され、脅迫を受けることに。翌朝、考えを改め、通報する覚悟を決めた佑作が紘人とともに部屋を訪れると、今度は遺体が消えていた…著者渾身の本格長編ミステリー

ドアを開けたら死体があって、
もう一回開けたら死体が消えてて、
さらに開けたら死体が戻ってた。

っていう話です(・ω・)

大崎作品には珍しい主役が54歳無職の小太り中年男(T_T)
主人公に何の魅力も感じない。
こんだけ萌えない主人公が今までいただろうか!?
力説したくなりました。

多少強引な展開もありましたが、マンションの住民が結構仲いいんだよね。
井戸端会議もしてるし、人付き合いが濃厚なマンションでした。
だからこその事件解決&後味のよさ。
悪かったことは悪かったと素直に謝れるその人となりが
今は、珍しいとすら思う。
まぁ集団心理みたいなのもあるだろうけどね。

ただ、どこにでも同行する不登校高校生の紘人はやっぱり違和感。
お手伝いの葬儀場とか、やっぱり普通に考えてもこの人いると首かしげちゃう。
11:27  |  大崎梢  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)  |  EDIT  |  Top↑

2019.03.19 (Tue)

「ハング」 誉田哲也



ハング 誉田哲也

警視庁捜査一課の堀田班は、宝飾店オーナー殺人事件の容疑者を自供により逮捕。だが公判では自白強要があったと証言され、翌日、班の刑事の一人が首を吊った姿で見つかる。そしてさらなる死の連鎖が…。刑事たちは巨大な闇から仲間を、愛する人を守ることができるのか。誉田作品史上もっともハードな警察小説。

歌舞伎町セブンの世界を改めて知るために再読。
前にも読んだけど、この本悲しいんだよね。
最初が和気あいあいすぎて、そこから突き落とされる感じがねぇ
余計に辛いです。

しかし、この本が歌舞伎町セブンに繋がっているとは読んだ当初は思わなかったし、言われても気づかなかった(笑)
いわば、今私がやっていることは「答えが分かっていながら確認している」ということです。

大河内のしたことは結果的に最悪の結果を出すことになったんだけど、彼は若かったので・・・うーん。もう少し何かね。出来たらここまで最悪の結果になることはなかったんじゃないかなと。
そういうちょっとした歯車の狂いから壊滅的な感じになるんだよね。

馳も読んでみると気の毒な人だった。
ただの殺し屋ではなく。
逆にそうであったら普通にさらっと読めたんだけど、心ある殺し屋だったので可哀そうでもあったな。
08:26  |  誉田哲也  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2019.03.16 (Sat)

「戒名探偵卒塔婆くん」 高殿円



戒名探偵卒塔婆くん 高殿円

のほほんと生きる金満寺の次男・春馬は金に汚く横暴な住職代行の兄に寺の無理難題をふっかけられがち。今日も今日とて、古い墓石の身元を探している。手がかりは石に刻まれたたった数文学の戒名だけ!?しかし、春馬には同じ高校に通う『戒名探偵』-外場薫という切り札があった。なぜか仏教に異様に詳しい彼は、この日も墓石の写真を見ただけですらすらと身元を言い当てるのだ。有力檀家のルーツ探しに、仏教界びっくりドッキリイメージアップ大作戦!謎が謎を呼ぶ、巨大コンテンツメーカー創始者の生前戒名を巡る骨肉の遺産争い…知れば知るほど面白い仏教の世界の謎を、外場=卒塔婆くんが解き明かす!

戒名については面白く読みましたが、小説としてはいまひとつ。
まぁこれは私が歳とったせいかも。
最近、ガチャガチャしたのが少し苦手になってきたような・・・( ̄- ̄;)

戒名って位もあるし、見栄もある??
上の位、院だっけ?忘れたー。をつけるとお寺へ払うお金も増えるしとか。
あと、先祖が居士なのにそれより上をつけるとあーだこーだという世界だよね。
死してもなお俗世のしがらみがあるのかと(笑)

そういう意味では読んでて面白かったけど、外場くんのキャラがあまり好き
ではないので、そこが読みづらい。
っていうか、春馬がなぜそのポジションじゃないのだ!?

春馬の兄=住職のキャラは結構好きだった(笑)
変すぎるけど、若いときこのくらい遊んでおいたほうがしっかりとした
僧侶になるかもね(´ー`*)
13:43  |  高殿円  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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