igaigaの徒然読書ブログ

読んだ本の感想を気ままに書く読書ブログ。時々映画鑑賞。

2017年 今年もありがとうございました。

今年も1年が終わります。
毎年のことながら、1年ってあっという間だー。

例のごとく今年も読みまくり、
今までだったら1年に何冊読んだのかなーと思うのですが、
面倒すぎて数える気にもなりません(笑)
あとで読書メーターで調べます。

年末年始休暇は本日12月31日より1月8日までです。
これも毎年恒例、温泉&スキー。
2年連続旦那が正月に風邪をひくということをやらかし、
今年は大丈夫なのか心配ですが、
まぁダンナも7日まで休みなので、その間のブログ更新は
出来ないかもです。

休みになると本を読む時間を持つことが難しい。
他の人はお休みにガッツリ読書出来るんだろうなーと
思うと羨ましい・・・(笑)
でも、旅先に本は持っていくぞ。読めるかわからないけど。

それでは今年1年ありがとうございました。
来年も良き1年でありますように。

「自薦THEどんでん返し」



自薦THEどんでん返し

十七歳年下の女性と結婚した助教授。妻が恐るべき運命を告白する…。ベストセラーを目指せと、編集長にたきつけられた作家はどこへ…。完璧なアリバイがあるのに、自分が犯人と供述する女子高生の目的は…。貸別荘で発見された五つの死体。全員死亡しているため、誰が犯人で誰が被害者なのか不明だ…。推理作家が、猟奇殺人の動機を解明すべく頼った人物とは…。独身の資産家を訪ねた甥。その甥には完全犯罪の計画があった…。六つのどんでん返しが、あなたを虜にする。

【目次】
再生(綾辻行人)/書く機械(有栖川有栖)/アリバイ・ジ・アンビバレンス(西澤保彦)/蝶番の問題(貫井徳郎)/カニバリズム小論(法月綸太郎)/藤枝邸の完全なる密室(東川篤哉


どんでん返しっていう感じじゃないんだよねー。
驚きたいじゃない。
あの、例の本の
「ヴァン・ダインです」
のような驚きがほしかったんだけどなぁー。
ちょっと違うんだよねーとグチグチ言いながら読みました。

個人的に好きなのは東川さん。
相変わらずバカっぽいのですが面白いです。
でも、どんでん返しではない。

綾辻さん。
他の人も書いているけど、ホラーです。
よって、どんでん返しではない。

有栖川さん。
シュールです。
やっぱりどんでん返しではない。

西澤さん。
うーーーん。少しどんでん返し入っているかなぁー。

貫井さん。
一番どんでん返しっぽい作品だったかなぁー。

法月さん。
どんでん返しっていうよりは、「なるほどなぁー」と感心した話だった。

「亡者は囁く」 吉田恭教



亡者は囁く 吉田恭教

「25年前に一度だけ会った女性の消息を知りたい。名前は深水弥生」盲目の天才バイオリニストの依頼を受け、探偵・槇野康平が調査に乗り出す。調査を進めるうち、深水弥生の恋人が四年前に起きた平和島事件の被害者となっていた事実を掴んだ槇野は、その事件の詳細を調べ直すために、警視庁捜査一課の東條有紀に協力を求める。そして深水弥生を探すべくさらに調査をすすめた結果、平和島事件の犯人と似た状況で自殺していた人物が浮かび上がってくる。

シリーズものの続編だったのを一応理解して、こちらから読みました。
(っていうか、これしかなかった)
読んでみると全く問題はありませんでしたが、
設定にかなりの無理があるのではないかと(^^;)


第一、興信所に依頼する内容が「25年前に~」云々。

えーーー25年前だよー。
覚えてないし。
でも、まぁ依頼するわけです。

そしてそのトリックというか仕掛けが・・・
まぁタイトルの通りなのですが、
私には出来ないことだけは間違いないです。
これはできる人と出来ない人がいるんだけど、
世の中の人大半が出来ないほうじゃないかなー。
この衝撃があまりにもすごくて、肝心かなめの殺人トリックが
あまり印象にないww

そして表紙に「犬」がいますが、その犬もかなり重要なポイント。
犬好きの人からすると許せないんじゃないかと思うんだけど(^^;)

でも、人物関係などは読んでて楽しそうです。
元刑事と現職刑事がそれぞれに協力し合いながら事件解決するみたいです。
トリッキーすぎましたが、こういう部分は読んでて面白かったかな。

「光と闇の旅人」 あさのあつこ

      

光と闇の旅人 あさのあつこ

結祈は、ちょっと引っ込み思案の中学一年生。東湖市屈指の旧家である魔布の家に、陽気な性格で校内の注目を集める双子の弟・香楽と、母、曾祖母らと暮らしている。ある夜、禍々しいオーロラを目にしたことをきっかけに、邪悪な「闇の蔵人」たちとの闘いに巻き込まれ…。「少年少女のきらめき」「SF的な奥行き」「時代小説的な広がり」といったあさの作品の魅力が詰まった新シリーズ、第一弾。

3冊一気に読んじゃって。
3冊それぞれの感想を書くのが難しいっていうか。
1冊が薄い本でもあるし、ここは多少勿体ないけど(笑)、1回にまとめます。

気楽に読めるファンタジーってとこかなー。
中学生が悪と戦うんだけど、その時点で
「こりゃ対象年齢低いわー」
と、若干の後ろめたさを覚えつつ読む。

とても素直な女の子です。
双子の弟、香楽もいい味だしててなんか可愛いなぁ。
中学生羨ましいなぁと思うのですが、
話の内容的にはわりあいとあっさり戦ってあっさり終わった。

ただ、悪が結構気持ち悪くて、それはそれで面白かった。
蜘蛛御前とかねー。
なんかそこをもっと・・・と思ったりねー。

あと、母親の存在。
なんだか全く使えない母親だったってことなのかな。
おひさではなくて、結祈のお母さん。
普通の人か。

「僕らだって扉くらい開けられる」 行成薫



僕らだって扉くらい開けられる 行成薫

さえない日常を送る僕たちに、なんでこんな能力(ちから)が? ある日突然、不思議な力に目覚めてしまった五人。思いもよらない出来事に巻き込まれ…。小説すばる新人賞作家の、傑作エンターテインメント!

【目次】
テレキネシスの使い方/パラライザー金田/パイロキネシスはピッツァを焼けるか/ドキドキ・サイコメトリー/目は口ほどにものを言う/僕らだって扉くらい開けられる


この本超面白かったです(〃ω〃)

初めましての作家さんなんだけど、図書館で本の帯部分を見て、すごく読みたくなりました。
人を金縛りにする力があるんだけど、その力を使うと禿げるんだよねー(笑)
そういう設定が面白くて。
あとは、人が使ったものを触ると気持ちが読めるとか。なんだっけ?念力・・・あれ?
でも、その人は超潔癖症で人が使ったの触るのとか無理っ!
とか(笑)

とにかく笑いあり涙ありです。
超能力を使う人にも性格があり、そういう人に限って心優しく、気の小さい人ばかり。
それぞれ連作短編みたいになってて、「スタ定」を出す食堂が毎回登場してます。
地域が近く、超能力使う人がこんなにいるのーとワクワクしながら
最後全員登場。

いいチームワークです(^^)

「合理的にあり得ない」 柚月裕子



合理的にあり得ない 柚月裕子

「殺し」と「傷害」以外、引き受けます。美貌の元弁護士が、あり得ない依頼に知略をめぐらす鮮烈ミステリー!

【目次】
確率的にあり得ない/合理的にあり得ない/戦術的にあり得ない/心情的にあり得ない/心理的にあり得ない


面白くないわけではないが、
もう少し面白くなったのではないかという。
なんだろう。
でも、この人の場合は作品を重ねるごとに設定が生きるので
もう少し我慢しようかとか・・・とか考えたり。

佐方弁護士の話も結局弁護士でスタートしたのに、それ以前の検事時代の話の方が
人気あるし。面白いし。
そういう事を考えると元・弁護士である涼子。
弁護士時代の話を書いたら生きるのかなぁー。

まぁこの本は相棒の貴山がかなりいい味を出しているので
そっちメインであればいいのかな。

将棋の話が一番面白かったです。
でも全体的にあっさりしてたかな。

「デンジャラス」 桐野夏生



デンジャラス 桐野夏生

君臨する男。寵愛される女たち。文豪が築き上げた理想の“家族帝国”と、そこで繰り広げられる妖しい四角関係ー日本文学史上もっとも貪欲で危険な文豪・谷崎潤一郎。人間の深淵を見つめ続ける桐野夏生が、燃えさかる作家の「業」に焦点をあて、新たな小説へと昇華させる。

谷崎潤一郎未読なんだよねー。
だからどういう本を書くのか分からないんだけど、
この本を読んでいる限りは間違いなくエロボケ爺。

こまった爺だ・・・

ずっとそういう視点で読んでしまった。

重子は松子の妹なのか谷崎の妹なのかずっと分からなくて。
でも、読了後にwikiを読むと松子の妹だったのか。
そういう感じで見ると確かにあまり大きい態度もとれず。
居候ってことかー。

谷崎が夢中になったのが谷崎の3番目の妻@松子の息子の妻。
で、松子の子供→清一は重子の養子になるので、
戸籍的には重子の嫁に夢中になるってことのよう。

毎日2人で速達で手紙書くとかありえん。
恐ろしい。

千萬子@嫁 の当時の現代的な考え方に理解できるところも
あるのよねー。確かに昼まで起きてこない家の女たちって
なんなんだろう。とか思うもの。
そういう意味では千萬子の方が効率的でよいのかもしれない。

なんなんだかなぁーと思いながら読み終えた1冊となりました。
とりとめのない感想になってます。

「わたしを離さないで」 カズオ・イシグロ



わたしを離さないで カズオ・イシグロ

自他共に認める優秀な介護人キャシー・Hは、提供者と呼ばれる人々を世話している。キャシーが生まれ育った施設ヘールシャムの仲間も提供者だ。共に青春 の日々を送り、かたい絆で結ばれた親友のルースとトミーも彼女が介護した。キャシーは病室のベッドに座り、あるいは病院へ車を走らせながら、施設での奇 妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に極端に力をいれた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちの不思議な態度、そして、キャシーと愛する人々 がたどった数奇で皮肉な運命に……。彼女の回想はヘールシャムの驚くべき真実を明かしていく――

ノーベル文学賞~ヽ(´∀`)ノ

まさか私が「ノーベル賞作品」など読むとは。
いつも人が殺されたり殺されたり殺されたりする小説ばかり読んでいるのですが。

日本でもドラマ化したんですよね。
相変わらず見てないし、知らないし、TBSなので放送されてないし。

しかし・・・どうやって日本でこれドラマになるんだろう。

「提供者」=臓器提供なんだよね。
将来臓器を提供するために施設で育てる。
「介護人」=提供者のお世話をする人。
同じく施設育ち。
将来「提供者」になることを暗黙のうちに教育していって
トラブルなきようにしていく・・・んだけどー。

2回から4回提供して、2回目で「任務完了」になる人もいれば4回出来る人もいる。
「任務完了」=明確には書いてないけど死だね。

4回ってなんだろう。
とりあえず2つある腎臓は一般的かと思うけれど、
あと3つも何がある??
主人公キャシーの一人称@回想なので具体的なことは書いてないんだけど、
「そこは想像しなさいよ」的な雰囲気です。

ラスト「マダム」がキャシーのお母さんかと思いましたが
私の勘違いだったかな。
雰囲気的にそれっぽかったんだけどなぁー。
キャシーが知らないことは読者も知らないのだ。

買った本 12月17日

「ジヴβは神ですか」 森博嗣



「ηなのに夢のよう」 森博嗣




「εに誓って」 森博嗣



ということで、森さんの文庫化しているGシリーズの手元にない分を一気に買いましたよー。
あっはっは。
と、高笑いしたいくらいです。
これで年越せるぞ。

誰にも邪魔されないで1日いっぱい本を読んでいたいなぁー。

今となってはなかなか出来ない野望です。

「惑(まどう)」 アミの会(仮)



惑(まどう) アミの会(仮)

淡い恋心、男か女か、宇宙人が来襲!?火事と焼死体への既視感、そして、人生をあの時からやり直すべきか…。最強の作家集団、四たび集結。全作品書き下ろし。

【目次】
かもしれない(大崎梢)/砂糖壺は空っぽ(加納朋子)/惑星Xからの侵略(松尾由美)/迷探偵誕生(法月綸太郎)/ヘンゼルと魔女・赤い椀・喫茶マヨイガ(光原百合)/最後の望み(矢崎存美)/太陽と月が星になる(永嶋恵美)/内助(今野敏


ゲスト作家の今野さんの話がまさかの隠蔽捜査シリーズ。
冴子さんが主役の話で驚きました。
だってねー。一番「迷う」とか「惑う」とかいうイメージがないので。
でも、さすがシリーズもの。安心して読みました。

あとは加納さんかなー。これはうるうるしました。
ちょっとした行き違いだったのか。

もう一人のゲスト作家。法月倫太郎さんの話は・・・
最近の法月さんあるあるなんだけど、

何書いているか理解できませんでした(ノ▽`;)

読みながら「どこに向かってるんだろう」と気になる。

結構毒のある話が多く、こちらはこちらで楽しめました。