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2017.08.30 (Wed)

「人形式モナリザ」 森博嗣



人形式モナリザ 森博嗣

蓼科に建つ私設博物館「人形の館」に常設されたステージで衆人環視の中、「乙女文楽」演者が謎の死を遂げた。二年前に不可解な死に方をした悪魔崇拝者。その未亡人が語る「神の白い手」。美しい避暑地で起こった白昼夢のような事件に瀬在丸紅子と保呂草潤平ら阿漕荘の面々が対峙する。大人気Vシリーズ第2弾。

前作から保呂草さん、変わったはずなのに変わった気がしないのはなぜだろう(笑)
まぁ元々がクセのある人なんだろうねーーーーーー。
とてもいい言い方をしてみました。

そういう意味ではその癖の強い保呂草と対抗できるのは紅子であって、
練ちゃんや紫子ちゃんには難しいかなぁーと思ってしまう。

紅子と七夏の林をめぐる争いも怖いし。
なんだろう、昔のドラマみたいだよw
お互いにビンタしあうとか。こえぇーよー(;´Д`)

で、密室とか密室とか。
そういう殺害方法。
何というか、解決してみればそうよね。まぁ具体的にはイメージわかないけれど
そうよね。という内容でした。

車のボンネット!!
そうそう。懐かしい。以前読んだ時もそこがねぇーポイントだったんだよね。

読書メーターでも裏表紙でも「最後の一行が!!」と書いてて読メでも
「怖かったー」とか「びっくりしたー」とかあったけど、

ごめん。わたし素通りでした(^^;)

15:40  |  森博嗣  |  トラックバック(0)  |  コメント(3)  |  EDIT  |  Top↑

2017.08.29 (Tue)

「黒猫の三角」 森博嗣



黒猫の三角 森博嗣

「野放しの不思議が集まる無法地帯」アパート阿漕荘の住人、保呂草探偵に奇妙な依頼が持ち込まれた。連続殺人鬼の魔手から一晩ガードして欲しい、というのだ。ここ数年、那古野市には「数字にこだわる」殺人犯が跋扈している。依頼人には殺人予告が送られていた!衆人環視の中、密室に入った依頼人の運命は。

先日読んだ「×シリーズ」がよく分からないなぁーと思っていたら、
読書メーターの方から他のシリーズ「四季」と「G」を読むことを勧められ、
そうしているうちにいつもお邪魔してるブロガーさんのところで、
紅子の息子へっくんが、実は他のシリーズにも登場していたって言うのを知り、
正直なところ、腰を抜かすほど驚いたのです(笑) ほんとうに。

ってことで、こりゃ最初から読まないとダメだな。と
最初からスタート。

森シリーズの中でも「Vシリーズ」は好きなので、とりあえずこれ読んで、「四季」にいって、
「S&M」読んで~「Gシリーズ」読んで~もう一回「Xシリーズ」だな。と考えております。

目標は年内!

で、この話なんだけど当時、森さんにはまっていた私は新刊が出るたびにノベルスで
買っておりましたので、それこそ18年ぶりの再読。
18年も経っているのかー。

物凄くアクの強い人ばかりが登場するシリーズです。
他のシリーズでは絶対個性的であるはずの、香具山紫子がシリーズの中では
一番の常識人だと思ってます。

再読なので犯人は分かってるんだよねー。
「シリーズなのにこの犯人か!?」と驚いた記憶があります。
でも、犯人はわかったけど、心情はやっぱり分からないなぁ。
頭のいい人ってどこかおかしいのかもしれない。

08:37  |  森博嗣  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.08.28 (Mon)

「黄金の王 白銀の王」 沢村凛



黄金の王白銀の王 沢村凛

二人は仇同士であった。二人は義兄弟であった。そして、二人は囚われの王と統べる王であったー。翠の国は百数十年、鳳穐と旺厦という二つの氏族が覇権を争い、現在は鳳穐の頭領・穭が治めていた。ある日、穭は幽閉してきた旺厦の頭領・薫衣と対面する。生まれた時から「敵を殺したい」という欲求を植えつけられた二人の王。彼らが選んだのは最も困難な道、「共闘」だった。日本ファンタジーの最高峰作品。

ファンタジーの王道って言った感じの本でした。
面白かったですが、名前がややこしい。
しかもよーく見ないと別人だと気付かないようなくらい似た名前でややこしい感じ。

この頭領(=ひつぎ)の名前なんてBOOKデータベースをコピペしたって「=」となったから
手書きパットで打ち込んで探したさ(笑)
面倒だからもうやらないけれど。

ファンタジーでも人間同士の話なので
そこにある夫婦愛に泣けた。
薫衣と稲積の夫婦愛がとても素敵でした。
政略結婚だからそこに相手の愛はないとお互いに思ってたのが
また悲しいところですが。

ラストは、2004年の大河の新選組のラストを思い浮かべちゃった。
なんとなく・・・多分全然違うんだろうけれど、イメージとしてね。
05:00  |  その他さ行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.08.26 (Sat)

「ライオン・ブルー」 呉勝浩



ライオン・ブルー 呉勝浩

生まれ故郷である田舎町の交番に異動した澤登耀司、30歳。過疎化が進む町で、耀司の同期・長原が姿を消した。県警本部が捜査に全力をあげるも、長原の行方は分からなかった。事件に巻き込まれたのか。それとも自らの意志なのか。耀司は先輩警官・晃光の言動に不審を抱きながらも、長原失踪の真相を探っていく。やがて、町のゴミ屋敷が放火され、家主・毛利淳一郎の遺体が見つかった。耀司は、長原が失踪直前に毛利宅を訪ねていたことを掴むが…。乱歩賞作家が放つ衝撃の交番警察ミステリ!

面白かったんだけど・・・警察官としてのモラルはいいのか!?
何というか・・・うーーーん。あながち全くないという話でもないのが逆に怖いっていうか。

田舎の大地主と警察との癒着。
癒着っていうのかなぁー。
私が住んでるところよりも田舎設定??

地元の花形として甲子園に出たはいいが、そこでふがいない姿をさらして、
後々まで「あぁ。あの澤登くんね」なんて言われる。
そして読んでて驚いたのが、甲子園の失態(?)のあと、澤登の母親が
各家回って謝ったっていうんだからかなり引いた。

澤登が戻ってきてから起きた殺人事件。
とくにやくざの金居のパターンは・・・なんてありがち(笑)
これはわかるよーーー。

この先どうなるんだろうと気になって読み進めましたが、
いいんだか悪いんだか。
ちょっと困る内容でした。
もしかして、実際は晃光はいい警官じゃないかと思ってたんだけど・・・
期待外れだった(笑)
05:00  |  その他か行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.08.24 (Thu)

「カウントダウン」 真梨幸子



カウントダウン 真梨幸子

余命、半年ー。海老名亜希子は「お掃除コンシェルジュ」として活躍する人気エッセイスト、五十歳独身。歩道橋から落ちて救急車で運ばれ、その時の検査がきつかけで癌が見つかった。潔く“死”を受け入れた亜希子は、“有終の美”を飾るべく、梅屋百貨店の外商・薬王寺涼子とともに“終活”に勤しむ。夫を略奪した妹との決着や、“汚部屋”の処分など、過去から突きつけられる数々の課題に直面する。亜希子は“無事に臨終”を迎えることができるのか!?

面白かった。
かなり好き。

もし自分が癌になったら・・・ってことを考えてしまうような話でした。

この本に登場する亜希子は治療を選ばず、終活にいそしむんだけど
とにかく片付かない。
片付かない上に思い出の品々が登場してあれこれと脱線し・・・

私が余命半年なんて言われたらことごとく全て捨てますけどねー。
後で見られたり読まれたりとか恥ずかしいし。

こうして読んでみると亜希子もなかなかの曲者ではある。
正直だけど曲者で自分が曲者であることに自覚がない。
だから周りが被害をこうむるんだけど、自分が原因だってことに気づかず、
他の人の悪意を受ける(それにも自覚がない)

前回「ドS刑事」の感想をUPしましたが、そこでのマヤのセリフが・・・( ̄▽ ̄;)
まぁ「有終の美」を飾るってことで。
05:00  |  真梨幸子  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.08.23 (Wed)

「ドS刑事 さわらぬ神に祟りなし殺人事件」 七尾与史


 
ドS刑事 さわらぬ神に祟りなし殺人事件 七尾与史

雑居ビルで男性の絞殺死体が発見。関係者の証言によると、被害者は“怨霊”に怯えていたという。黒井マヤは、従順な代官山とドMな浜田を引き連れて捜査に乗り出すが、黒百合学園の先輩でもある管理官の白金不二子と、捜査方法を巡って対立。実は不二子は「冤罪」というトラウマを抱えていた。そして、黒井家から恐怖のプロポーズを迫られた代官山の運命はー。新キャラクターが続々登場の、シリーズ最新作!

ちょっと面白かったよねー。
「ちょっと」とつけてしまうところがアレですが・・・(^^;)

でも、えん罪どうのこうのっていう話は読んでてとても興味がありました。
あと、犯罪行為をさせる悪魔のそそのかし。
なるほどねぇーーー。

ただ・・・主役が・・・( ̄▽ ̄;)
主役=マヤが絡むとなんだかよくわからなくなるっていうか。
マヤが優秀な刑事設定だからこそ不思議な展開になるんだよね。

ただの猟奇死体愛好家だけでとどまっておくとまだ話がすんないのような・・・
「終わりよければすべてよし。だったら死ぬ時も派手に殺されなさい」
というのがマヤの信条だそうです(笑)

05:00  |  七尾与史  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.08.21 (Mon)

「ほうかご探偵隊」 倉知淳



ほうかご探偵隊 倉知淳

ある朝いつものように登校すると、僕の机の上には分解されたたて笛が。しかも、一部品だけ持ち去られている。-いま五年三組で連続して起きている消失事件。不可解なことに“なくなっても誰も困らないもの”ばかりが狙われているのだ。四番目の被害者(?)となった僕は、真相を探るべく龍之介くんと二人で調査を始める。小学校を舞台に、謎解きの愉しさに満ちた正統派本格推理。

騙されちゃったよー(ノ∀`*)
文庫オリジナルかと思っていたら2004年に発売されてた本の文庫化だった。
今頃!?

そういえば図書館にオレンジの表紙の本があったなー(遠い目)

仕事してなかったのか・・・倉知さん・・・

それはそうと、小学生が不要物連続消失事件を解決すべく
放課後に探偵団として聞き込みに回るという楽しい話でした。

そこにはいろいろな事情があって、なんか・・・そうよね。
小学生よねーとほほえましく読みました。

解決が意外にすんなりといかず、そこがまた何というか・・・
こじれているわけではないけれど、同じことを考える小学生がいたり、
まぁ・・・なんというか・・・ひとひねりもふたひねりもありました。

05:00  |  倉知淳  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.08.19 (Sat)

「ダブル・ミステリ 月琴亭の殺人/ノンシリアル・キラー」 芦辺拓



ダブル・ミステリ 月琴亭の殺人/ノンシリアル・キラー 芦辺拓

表から始まる渾身のフーダニット。裏から始まるトリッキーなサスペンス。袋とじの解決篇に、ただ瞠目せよ!

表から読むと「月琴亭の殺人」が読めて、裏から読むとブログ形式の「ノンシリアル・キラー」が読める。
で、真ん中に袋とじの解決編。

面白かったのですが・・・なんというか、やり方(犯人のね)に納得いかず、
読み終わった後に「うーん」「うーーん」と唸ってしまいました。

「ノンシリアル・キラー」のほうは納得なのよ。
犯人についても殺害方法(?)についても。
裏からで横書きの書き方だったから、ケータイ小説みたい?
大丈夫??と思いましたが読んでみると「ブログ形式」という設定だったので
いつもどおり(?)で読みやすかったです。


月琴亭のほうがなんか・・・「なんでそうなるの??」という感じで
もう一回解決編読んだほうがいいかも。

でも、あの判事が表と裏ではこうも人格が違うのかとそっちも不思議でした。

しかし・・・新島ともかは可愛いなぁー。
いつまで経っても年を取らずうらやましい限りです(笑)
05:00  |  芦辺拓  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.08.17 (Thu)

「わざと忌み家を建てて棲む」 三津田信三



わざと忌み家を建てて棲む 三津田信三

人死にがあった部屋や家。それを一箇所に集めて建て直した“烏合邸”。家主は、そこに棲む人を募集する。さながら、実験室のように…恐怖の「幽霊屋敷」怪談、再び!

「どこの家にも怖いものはいる」の続編なんだけど、作りが一緒なので
新鮮味がないというかなんというか・・・

「黒の部屋」は怖かったねー。
日記形式なんだけど、途中から(日記の書き手が)壊れる。
あぁー壊れたか。

そう思う。

そして、最後の「青」の話なんだけど、それはそれでサトオの告白にビックリする。
読んでると多少怖いで済むけれど、当事者だったら腰抜かすねー。

このシリーズは実話テイストで進んでいくので、怖さがリアル・・・なのかな。
私は前も書いたけれど、実話ベースでは怖くないので大丈夫なのです。
ただ、ラストに読者に語りかけてまして。
読んだ人が「実は我が家では・・・」とメールしたりするのかな。

私は幽霊云々は信じていますので、人に(というか私に)害を与えなければ
別にいいんじゃないかと思ってます。
私より前にこの家にいたであろう人でしょうから。
そういう考えです。
05:00  |  三津田信三  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.08.13 (Sun)

「ライプツィヒの犬」 乾緑郎



ライプツィヒの犬 乾緑郎

気鋭の劇作家内藤岳は、知己を得た世界的劇作家ヘルムート・ギジに師事するため、ドイツに渡った。ギジは冷戦時代、旧東ドイツで体制を批判するシェイクスピアの翻案作品で名を馳せていた。その彼が、三十年ぶりに『ロミオとジュリエット』の翻案『R/J』を執筆中というニュースは世界を驚かせ、原作と翻案が同時上演されることに。だが、新作の完成を待つ中で進む原作舞台の稽古中、女優が重傷を負う事故が発生。直後、ギジが新作原稿とともに姿を消した。岳はルームメイトで演劇研究家の桐山準と協力、ギジの足跡を辿り、やがて彼の経歴から消された闇を知ることに…。

最近この手の本を読んでないのでとても面白く読みました。
読みながら、宮本輝さんの「オレンジの壺」を思い出したよー。
たぶん、全然違うと思うんだけど。ただなんとなくです。

この手の本が大好きなのでむさぼるように読みましたが、
最後になって混乱した。
身内?
結局は身内??

主人公の岳は最初はもう少し骨のある人かと思っていたんだけど、
全く違うし。
現代的といわれるとそのとおりなのかな。
すごく「自分」がないんだよね。
本文では「自分しか愛せない人」と書いてましたが、
そういう感じなのかな。ちょっと違う感じがしたけれど。

読んでる間はすごく入り込んで読んだけど、
こうして感想を書くとき・・ちょっと言葉に困るのはなんでだろう。
05:00  |  その他あ行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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