igaigaの徒然読書ブログ

読んだ本の感想を気ままに書く読書ブログ。時々映画鑑賞。
月別アーカイブ  [ 2017年05月 ] 

「ラストレシピ」 田中経一



ラストレシピ 田中経一

第二次大戦中に天才料理人・直太朗が完成させた究極の料理を蘇らせてほしいと依頼された、“最期の料理請負人”の佐々木。彼はそれを“再現”する過程で、そのレシピが恐ろしい陰謀を孕んでいたことに気づく。直太朗が料理に人生を懸ける裏で、歴史をも揺るがすある計画が動いていたのだ。美食に導かれ70年越しの謎に迫る、感動の傑作ミステリー!

BOOKデータベースの「歴史をも揺るがすある計画」っていうのが怖かった。
これは、日本人であればだれでも怖いと思う計画。
しかし・・・当時の戦争中ってみんな頭がおかしくなってるんだろうなー。
「お国のため」って言えば何でも許されると思っているのか、
それとも本当にそう思っているのか。

その時代背景を思えば良くも悪くも「知りすぎている」直太朗は殺されたとしても
仕方ないというか。
生きていてもかなり辛い人生だったと思う。
そういう事を思うと、最後に直太朗がやったことは、本当に大切なことだったと
思うんだけどねー。
ただ、直太朗が思っていたよりも真相を知るのが遅かった。
ずれた歯車というのはなかなか元に戻らないようです。

最後の佐々木の出生の秘密はおまけみたいな感じもしたけど、
まぁそうそう麒麟の舌の人がいるわけないかって考えると
最初から誘導されてたのかな。
そこに着地すると思ってなかったのでちょっと驚きました。