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2017.01.29 (Sun)

「白衣の嘘」 長岡弘樹



白衣の嘘 長岡弘樹

悲哀にみちた人間ドラマ。温かな余韻が残るラスト。『傍聞き』『教場』を超える、傑作ミステリ集!命を懸けた現場で交錯する人間の本性を鮮やかに描く、珠玉の六編。

【目次】
最後の良薬/涙の成分比/小医は病を医し/ステップ・バイ・ステップ/彼岸の坂道/小さな約束


なるほど。
BOOKデータベースの書き方が言い得て妙です。
その通り。
人間ドラマで悲哀に満ちてました。

読んだ後妙に悲しいというかせつなく辛い気持ちになるんだよねー。
医者も人間なんだという気持ちになったり。
ラストの話は、「一致した」ってことなのかな。
だから「家族」になったのか。
そういうことなのか。

一番最初の話と最後の話が印象に残りました。
面白いっ!!という話ではありませんでしたが、
重くしっとりした話でした。
05:00  |  長岡弘樹  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.01.27 (Fri)

「万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの叫び」 松岡圭祐



万能鑑定士Qの最終巻 松岡圭祐

出発点となったリサイクルショップ“チープグッズ”に戻った凛田莉子。ムンクの絵画「叫び」の盗難事件を機に、過去最難関の謎へと導かれる。事件を追ううち、探偵になった小笠原悠斗との心のすれちがいにも真意が見えはじめ…。人の死なないミステリ「万能鑑定士Q」シリーズ、遂にここに完結。

完結~。

まぁ・・・表紙絵の通りという・・・
この表紙で何をどうネタバレなしに言えばいいのか(笑)

「探偵の鑑定」で出てこなかった華蓮が登場してたーーー
「なんで華蓮が登場しないのか」と思ってたら最終巻に登場。
よろしいと思います。

ほかにもいろいろなキャラが登場してましたが、
このシリーズでいえば好きだったのは時事ネタでした。
3巻はモロ小室さんの話だったし、それ以外でも明らかに水嶋ヒロが
小説書いてーポプラ社の賞とってー。
こういうの書いていいんだ!?
当時の私は驚きましたが、残念ながらこれを上回る時事ネタは
それ以降はなく。

今回もポケモンGOと西野カナゲーム?
西野カナゲームって知らなくて、読了後ネットで見たけど、これは知らなくて
当たり前かもと思った。こういうゲームする年齢じゃないw

めでたしめでたしでした。
08:15  |  松岡圭祐  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.01.24 (Tue)

「遠い唇」 北村薫



遠い唇 北村薫

コーヒーの香りとともに蘇る、学生時代の思い出とほろ苦い暗号。いまは亡き夫が、俳句と和菓子に隠した想い。同棲中の彼氏の、“いつも通り”ではない行動。-ミステリの巨人が贈る、極上の“謎解き”7篇。

【目次】
遠い唇/しりとり/パトラッシュ/解釈/続・二銭銅貨/ゴースト/ビスケット


表題作の「遠い唇」と「しりとり」が好きー。
この2つは両方とも暗号がテーマで、でも、気づいたところで「分かった!」といえる相手がいない。

短編なんだけど泣かせるよねー。
泣けました。

でも、ほかの読メの感想を読んでると「しりとり」は「和菓子のアンソロジー」に掲載してたらしい。
これほどスパッと忘れることができるとは・・・(;・∀・)
まぁ・・・自分に言い訳するならアンソロジーなのでほかの作家さんよりも
地味だったということだろうな。
北村さんだけの物語になるととてもいい話となります。

「解釈」がちょっと変な設定の話で、まぁタイトルのとおり「解釈」なんだけど、
ちょっとおかしかった(笑)

あとわかりづらい話がありましたが、どうやら「冬のオペラ」という作品のその後の
話だったらしく、「冬のオペラ」を読んでない私には意味不明で当たり前みたい。
09:36  |  北村薫  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.01.23 (Mon)

「君と過ごした嘘つきの秋」 水生大海



君と過ごした嘘つきの秋 水生大海

風見高校に教育実習生がやって来た。友樹たち1年5組の教生・久遠寺絢子は女子大生作家であるとわかり、たちまち注目の的に。映画研究部はその小説の映画化を企画し、美少女の毬の出演も決まる。撮影が順調に進むなか、花壇に「骨」がばらまかれたことから、過去の落下事故が浮上する。恋愛、友情…十代の危うさが巻き起こす事件の真相とは?風高5人組が挑む学園ミステリー!

「消えない夏に僕らはいる」の続編でしたー。
どこかで聞いた登場人物だと思ってましたが、話自体は独立してたので気にせず読めました。

骨格標本落下の謎の解明は面白かった。
さすが、島田荘司賞の作家だけあって、トリックが本格!!

面白い。
こういうのを読んでると本格って面白いと思う。
思い込みなのよ。思い込み。

メインとなる登場人物がちょっと多いのが気になるけれど、
前回メインだった響が今回はあまり登場してませんでした。
まぁそういう風に回していくなら今後もたくさんお話ができるかも。

メインの登場人物が多いうえに、今回の登場人物も結構いて
人間関係がやや面倒に思った(笑)
08:32  |  その他ま行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.01.21 (Sat)

「羅生門・鼻・芋粥・偸盗」 芥川龍之介



羅生門・鼻・芋粥・偸盗 芥川龍之介

王朝末期の荒廃した都を舞台に展開する凄惨な人間絵巻「羅生門」、師漱石も賞賛した、長い鼻を持つ禅智内供の内心の葛藤「鼻」、芋粥に異常な執着を持つ男「芋粥」、女をめぐる盗賊の兄弟の確執「偸盗」。いずれも『今昔物語』『宇治拾遺物語』などに素材を得たもので、芥川王朝物の第一冊として編集。

【目次】
羅生門/鼻/芋粥/偸盗


羅生門と鼻は再読。
(っていうか、鼻は教科書だったような・・・)

先日「芥川症」を読んだときに、芋粥の元の話がわからなかったので、
読んでみたいと思っていたのですが、「芥川症」の「バナナ粥」の話とはまたちょっと違ってた(笑)

芥川さんは短い話のほうが分かりやすくて好きです。
ユーモアと毒がお気に入りです。
でも、完全オリジナルってわけでもなくて、BOOKデータベースの通り、「今昔物語」等からヒントを得ていたらしい。
へぇーーーーー。
だから時代も平安時代頃の話が多いのか。

確かこのシリーズほかにもあったような気がしたのでまた読んでみよう。
08:36  |  その他あ行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.01.20 (Fri)

「GOSICK GREEN」 桜庭一樹



GOSICK GREEN 桜庭一樹

新大陸に到着した早々、難事件を次々解決したヴィクトリカと一弥。開業したグレイウルフ探偵社には早速、依頼人が殺到。脱獄した伝説の銀行強盗・KIDと、マンハッタンの中心にある広大な公園・セントラルパーク。この二つに関する厄介な依頼にヴィクトリカが目を白黒させる中、見習い新聞記者となった一弥も、セントラルパークへ初の取材に向かう。二人の仕事は、思わぬところで大きな陰謀へと繋がって…?奇跡の名コンビが、またもN.Y.中を巻きこむ大活躍!?探偵社編、最新作!

アメリカではお札のことをグリーンというみたいです。当時の話かなー?
前、テレビで「自由の女神」をグリーン・ドールと言ってたけど、それも本当の話かなー?
それとも出川さんならでは??(笑)

そんなグリーンのお札が引き起こす騒動でありました。
面白く読んだ。
っていうか、「望み」の後なので重い話より軽い話を読みたかったのです。
とてもいい気分転換になりました。
ヴィクトリカと一弥が一緒にいるだけでほんわかします(〃ω〃)

最後にグレヴィール(だっけ?)が登場してましたが、ってことはREDの前の話なんだよね>時系列
一体いつになったらREDの後の話になるのか??
結構REDのラストが気になる終わりかただった気がするが、
もうなんというか・・・覚えてないw
08:40  |  桜庭一樹  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.01.18 (Wed)

「望み」 雫井脩介



望み 雫井脩介

東京のベッドタウンに住み、建築デザインの仕事をしている石川一登と校正者の妻・貴代美。二人は、高一の息子・規士と中三の娘・雅と共に、家族四人平和に暮らしていた。規士が高校生になって初めての夏休み。友人も増え、無断外泊も度々するようになったが、二人は特別な注意を払っていなかった。そんな夏休みが明けた9月のある週末。規士が2日経っても家に帰ってこず、連絡する途絶えてしまった。心配していた矢先、息子の友人が複数人に殺害されたニュースを見て、二人は胸騒ぎを覚える。行方不明は三人。そのうち犯人だと見られる逃走中の少年は二人。息子は犯人なのか、それとも…。息子の無実を望む一登と、犯人であっても生きていて欲しいと望む貴代美。揺れ動く父と母の思いー。

久々に本気の雫井作品を読みました。
この人本気出すとすごいよねー。

でも、毎回本気出すと大変だから、たまに一息つこうかと「仮面同好会」みたいな話を書くのかなぁー。
「よいしょー」って・・・(´-ω-`)

自分の息子が行方不明になった。
それと同時期に息子の友人が殺されたというニュース。
情報が錯綜する中で、行方不明の息子は加害者なのか被害者なのか。

自分の息子が殺人なんて犯すはずがない。
どっちかだったら被害者であってほしい。

と、願う父。

生きていてくれれば加害者でもいい。

そう願う母。

父と母というよりは、男性と女性の考え方なのかな。
それとも母性なのか。

ただ、内容が内容でもあるので終わりスッキリといった本ではありませんでした。
08:46  |  雫井脩介  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.01.17 (Tue)

「手のひらの京」 綿矢りさ



手のひらの京 綿矢りさ

おっとりした長女・綾香、恋愛に生きる次女・羽依、自ら人生を切り拓く三女・凛。生まれ育った土地、家族への尽きせぬ思い。かけがえのない日常に宿るしあわせ。京都に暮らす奥沢家三姉妹を描く、春夏秋冬があざやかに息づく綿矢版『細雪』。

素敵な本を読みました。
京都出身の綿矢さんが書いた京都の中での話。

細雪は読んでないので分からないんだけど、「〇〇版細雪」っていうのであれば、三浦しをんさんの本でも読んだよなぁー。
三姉妹それぞれの話なんだけど、「今、就職のために京都を出ないとあと一生京都から抜け出すことができない気がする」といった凛の気持ちが手に取るようにわかります。

私もそういうタイプで、無事脱出しました。
数年で戻りましたが、少しでも自分の田舎を出て東京に出たというのはプラスになったと思ってます。

長女の綾香の気持ちもよくわかりました。
30歳を過ぎてとっくに結婚をしているつもりだったのに、いまだ独身で彼氏もいない自分。
「どうしてだ?」「どうしてなんだ??」と思うが、そうそう出会いなんて転がっているわけでもないし。

自由に生きているように見える羽依が自分とかけ離れているせいか、とても羨ましく素敵な女性に見えました。
3姉妹の両親も素敵な人です。
そんなわけで読みながらしっとりした気持ちになりました。
08:19  |  綿矢りさ  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.01.16 (Mon)

「ジャッジメント」 小林由香



ジャッジメント 小林由香

大切な人を殺された者は言う。「復讐してやりたい」と。凶悪な事件が起きると人は言う。「同じ目にあわせてやりたい」と。犯罪が増加する一方の日本で、新しい法律が生まれた。目には目を歯には歯をー。この法律は果たして被害者とその家族を救えるのだろうか!?第33回小説推理新人賞受賞。大型新人が世に問う、衝撃のデビュー作!!

というのが「復讐法」なんだけど、目には目を歯には歯を・・・
とやっていると復讐する方がもちません。

私も読む前までは「絶対復讐法よねー。同じ目に遭わせてやるんだっ!」と思ってました。
はい。
でも、実際同じ目に遭わせるというのは本当に大変なことです。
殺した相手を復讐によって殺すまではいいんだけど、その後のケアまでしてもらいたいなと思いました。
まともな精神の持ち主には務まりません。
やっぱりこういうのは図太い人じゃないと無理のようです。

特に表題作。
育児放棄により餓死した妹のために、10歳の少年が「復讐法」により刑を執行することにしたんだけど、復讐方法が母と内縁の夫を餓死させるというのが復讐法ならでは。
時間かかるんだよね。
じわりじわりと苦しんでいくんだけど、苦しめるほうもまた時間がかかる。
「えいやっ!」という復讐のほうがスッキリしていいのかもしれない。


05:00  |  その他か行の作家  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑

2017.01.14 (Sat)

借りた本 1月14日



今日の話ー。

さきほどかりんトウさんとお会いしましてまた本を借りてきました(〃∇〃)

ちゃんと写ってますね。
21冊です。
私は今回あまり買ってなかったので9冊しか貸してないんだけど、
それでも毎回本がかぶらないというのは奇跡に近いのではないかとw

かりんトウさんが最近ブログからインスタグラムに移ったので読書状況を
知らなかったので、もしかしたらかぶるかな?と思ってました。
かぶらない。

凄い!

ってことでありがたくお借りします(〃∇〃)
13:50  |  未分類  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)  |  EDIT  |  Top↑
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